この冬、マクラーレン・メルセデスのために懸命に働き、2年連続の世界チャンピオンである、僚友のフェルナンド・アロンソと遜色ないパフォーマンスを見せたルイス・ハミルトンを、多くの批評家が今シーズンの驚くべき存在だと評している。

　GP2チャンピオンのハミルトンは、これまで実際にアルバートパーク・サーキットをドライブしたことは当然ながら一度もない。しかし、彼は初の実戦レースに向けての準備が整ったと感じており、今シーズン、自らの未経験者という立場を盾にする必要はないという自信を見せている。
「オーストラリアGPのグリッドに着くことは、僕にとって1つの旅の終着点であり、より大きな旅の始まりでもある。この数ヶ月、その瞬間に向けて信じられないほどハードに頑張ってきた。テストやフィジカルトレーニングを行い、マクラーレン・テクノロジー・センターのエンジニアとともに仕事をこなし、レギュレーションの勉強もした。必要な経験は有していると思うし、レースへの準備は間違いなく整っていると思う」
「今シーズンは僕にとって学習の年になるだろうし、アルバートパークは僕が初めて出走する7つのサーキットのひとつだけど、それは大きな問題などではなく、ワクワクするチャレンジなんだ。僕はいつだってストリートサーキットを楽しんできたから、ここでボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとともにF1キャリアをスタートできるのは最高だよ」

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