スパイカーF1チームは、F1世界選手権2007年シーズンに向けて、高酸素水メーカーのオキシ・フュージョン社とスポンサー契約を結んだ。
オキシ・フュージョン社は、健康的でバランスの取れた生活を促進させるべく、酸素を増加させたミネラルウォーターを製造している。これはイタリア・ドロミテ山脈の湧き水に、特許のオキシシステムを用いてエネルギー消費を助ける酸素イオンを混合させたミネラルウォーターだ。この1年で多数の商品が発売予定で、スパイカーとパートナーシップを結ぶことにより、F1のマスコミ報道を通じて製品をアピールしたいと考えている。
同社のマネジメントチームは、リリースの中で次のように述べている。
「我々はスパイカー・チームと同様、非常に意欲的な企業だ。F1は、我々の新しいブランドをヨーロッパおよび全世界に広めるための、最高の基盤である」
「今年はオキシ・フュージョンの製品を大々的に売り出すつもりだ。製品を開発したのは非常に優秀な人々だ。ボトルのデザインも、有名なオランダ人デザイナー、ヤン・デ・ボブリーが手がけている。スパイカーF1チームのブランド価値はオキシ・フュージョンの優秀なメンバーたちと同様にあるため、このスポンサーシップがブランドの認知度を高めてくれると思っている。そのほかにも、クリスチャン・アルバースにオキシ・フュージョンを愛飲するメリットを宣伝してもらうつもりだ。我々は、この意欲に満ちたF1チームとの長期的な協力関係に胸躍らせている」
スパイカーのF1ディレクター、マイケル・モルは、チームが新たなスポンサーを迎えたことについて喜びを表し、“水は10年以内にガソリンと同等の価値を持つだろう”と語った。
「オキシ・フュージョンという、先端技術を誇る新スポンサーがチームに加わった」とモル。
「高機能食品は未来そのものであり、この新製品がスパイカーF1を通して世界に広まることを誇りに思う」
「我がチームの目標は、世界屈指のチャレンジングなチームになることだ。そのために、電気通信やニューメディア、高級品、クールな消費者製品、エンターテイメントなど、その目標に合ったスポンサーと手を組んでいる。現在のところは予定どおりだ。今回のオキシ・フュージョンとの提携は、スパイカーF1の計画が順調に進んでいるということを証明している。また、オキシ・フュージョンが持つ他に類を見ない特性は、チーム全体のパフォーマンスを向上させてくれるだろう。これは現時点では最も大事なことだ」