12日、千葉県の幕張メッセでチューニングカー、カスタムカーの祭典、東京オートサロン2007 with NAPACが開幕した。初日となった今日は午後から一般公開がスタートし、ファン注目のモータースポーツ・スクエアではスーパーGT、スーパー耐久の現役マシンが迫力のデモランをみせた。
爽やかに晴れ渡った初日は金曜日ながらたくさんのファンが詰めかけ、会場は大盛況。チューニングパーツメーカーやタイヤメーカー、自動車メーカーなど様々なブースが出展し、キャンペーンガールとともに華やかな雰囲気を作っていた。
会場にはF1ではトヨタF1、BMWザウバー、スーパーアグリF1、スーパーGTマシンでは3メーカーのGT500マシンが、またGT300マシン、スーパー耐久マシン、D1マシンなども多数展示され、モータースポーツファンにはたまらない展示車両が満載。また、ラリーカーでもスバルブースにはインプレッサWRCが2台、スズキブースには注目のSX4 WRCが展示されていた。手を伸ばせば届きそうな距離で本物のレーシングカーを見ることができるのはオートサロンならではだろう。
また、屋外会場に設置されたモータースポーツ・スクエアでは、井出有治カート教室や特設コースで誰もが楽しむことができるレーシングカートなど、モータースポーツファンにはたまらない内容が満載。この日は一度だけの開催となったレーシングカーの走行では、スーパーGTのエンドレスアドバンCCI Z、スーパー耐久のStart Your Engines IMPREZAがデモ走行。敷地内をところ狭しと迫力の走行をみせ、詰めかけたファンもその走りに思わずため息をつくシーンも。
屋内イベントステージでも注目のイベントが満載だ。最新のグランツーリズモHDを使用したプロドライバー対決では、ARTAドライバーの井出有治、伊藤大輔、金石年弘がD1ドライバーの野村謙、手塚強、上野高広と対決。タイムアタック、ドリフトでの対決だったが、結果はなんとARTAドライバーの全勝! D1ドライバーたちは馴れないグランツーリズモに苦戦。「プレイステーション3買って練習しますわ」とのむけんも白旗だった。
注目のイベントが満載の東京オートサロン2007 with NAPACは13日(日)まで開催予定だ。