今年のインディカーでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したマルコ・アンドレッティは、金曜日にヘレスで行われたF1合同テストに参加した。彼はF1マシンでの一日限りのテストを終え、もっと走りたかったと語っている。
以前マクラーレンでドライブしていたマイケル・アンドレッティの息子、マルコは、2006年の最終テストの最終日にホンダF1チームに合流、南スペインのサーキットで68周を走った。彼のベストラップは1分21秒88であった。セッション開始時には、チームメイトのクリスチャン・クリエンよりも速いタイムを記録したが、それはトランスポンダーのエラーによるものであった。それでもアンドレッティは、その日の15番手のタイムを記録した。そのタイムは、トップタイムを叩き出したマクラーレンの新ドライバー、ルイス・ハミルトンの約2.4秒落ちというものだった。そのハミルトンは、新しいチームメイト、フェルナンド・アロンソ、そしてジャンカルロ・フィジケラとヘイキ・コバライネンのルノー勢を抑えてトップに立っている。
「今日はもっと楽しみたかったよ。1日しかなかったのはとても残念だ」と19歳のマルコは型っている。
「トラクション・コントロールとブレーキに慣れるのに少し時間がかかった。でもそういったものに慣れた後は、だんだんとコンスタントにタイムを出せるようになった」
ヘレスにおけるアンドレッティのテストは、彼がIRLでのルーキーシーズンで立派な成績を残したことに対する報償であった。彼はインディ500で2位でフィニッシュ、また8月のインフィニオン・レースウェイでは勝利を挙げ、メジャーなアメリカンオープンホイールのイベントでの最年少ウイナーとなった。
「ホンダ・レーシングチームにはとても感謝している」とマルコ。
「彼らはすごくプロフェッショナルだ。今週僕を歓迎してくれたことにお礼を言いたい。彼らは来年、必ずや素晴らしいシーズンを送れると思う」