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FIA、2012年までの規則変更案を発表

2006年12月11日

 FIAは、今後のF1に大きな変化をもたらす、2008年から2012年までの規則変更案を発表した。

 8日、モナコで世界モータースポーツ評議会の会合が行われ、5年間のF1についての提案が議論された。この結果、FIAとグランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション(GPMA)の間で合意に達し、以下のとおり、主要目的4点が決定された。
1. 自動車産業(および一般社会)に関するリサーチを推進する

2. この基準に合致しない開発は撤廃する

3. 費用対効果を高めると同時にコストを削減する

4. 世界のモータースポーツカテゴリーのトップとしてのF1のイメージとエキサイトメントを維持し、向上させる

 上記の目的を達成するため、今後5年間に向け、以下の事項が同意された。ただし、世界モータースポーツ評議会は、特に2010年以後に関しては、多数の問題点を、自動車産業のエキスパートから情報を入手し、GPMAと共に注意深く検討しなければならないとしている。

2008年
・レギュレーションは発表されているが、後輪の中心点より前、前輪の中心点より後ろに位置する空力パーツ(バージボード、ウイングレット、チムニーなど)の禁止の可能性(全参戦チームの合意が必要)

・風洞、風洞で使用されるモデル、テスト装置のいずれか、あるいはすべての使用を禁止するスポーティングレギュレーション採用の可能性(参戦チームの過半数の合意が必要)

・現行の2.4リッターエンジンの凍結


2009年
・ブレーキングによるエネルギー再生、再利用

・ダウンフォースの50パーセント削減

・オーバーテイクを促進するための空力等の変更

・現行の2.4リッターエンジンの凍結、あるいは、駆動系(エンジンとトランスミッション)の4戦使用の可能性

2010年
・廃熱の一部をマシンの推進力に再利用

・排気ガスの廃熱の一部をマシンの推進力に再利用

・エアロダイナミクスのすべて、あるいは一部をスタンダード化(あるいは、新ルールにより、市販車における空力に関するリサーチを促進)

・現行の2.4リッターエンジンの凍結、あるいは、駆動系4戦使用を継続


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