6日、ヘレスでF1合同テストがスタートし、10チーム17人のドライバーが走行を行った。トップタイムはフェリペ・マッサがマークし、フェラーリが1-2を達成している。
この日はウエットコンディションから後にドライへと変化。マッサは約50周を走行し、1分19秒463のタイムを記録した。マッサは2番手に続いたルカ・バドエルと共に、新エンジンコンポーネントのテストやセッティング作業に取り組んだ。
3番手はマクラーレンのルイス・ハミルトン。ハミルトンとペドロ・デ・ラ・ロサは、ブリヂストンタイヤのテスト、ウイングとサスペンションの開発作業を行った。デ・ラ・ロサは7番手となっている。
ホンダのクリスチャン・クリエンが4番手。僚友のジェイムス・ロシターは8番手だった。トヨタからは、フランク・モンタニーと平手晃平が参加。モンタニーは5番手、平手は15番手に入った。初の本格的なF1テストとなった平手は、モンタニーから約1秒後れのタイムをマークしている。
「F1チームと働くチャンスをいただけて嬉しい」と平手。
「僕らはいい仕事ができたと思う。僕もテスト中に全くミスをしなかった。いろいろなセッティングを試して、いいものを見つけた。いい仕事ができたので、次のテストのチャンスが来るのが楽しみだ」
スーパーアグリのアンソニー・デイビッドソンは、マッサのトップタイムから約1秒落ちのタイムで6番手。ルノーからはヘイキ・コバライネンとジャンカルロ・フィジケラの新ペアが参加、それぞれ9番手と14番手に入った。ふたりはタイヤテストとシャシーのセッティングに取り組んでいる。
ウイリアムズのニコ・ロズベルグが10番手。レッドブルのマーク・ウエーバーとミハエル・アマーミュラーはそれぞれ11番手と13番手。BMWザウバーは、ロバート・クビカが12番手、セバスチャン・ベッテルが17番手だった。トロロッソのビタントニオ・リウッツィは16番手となっている。