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[TOYOTA]来シーズンへ向けF1バルセロナ合同テスト開始

2006年11月30日

 2006年シーズンを終えたF1世界選手権は、束の間の休息の後、来シーズンへと合同テストが始まった。
 スペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで行われているF1合同テストに、パナソニック・トヨタ・レーシングから、F1のキャリアにおいては対極に位置する2人が参加している。その1人は、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の支援の下、2006年のF3ユーロシリーズに参戦し、ルーキーカップを獲得し、そして、今月のマカオGPでポールポジションも獲得している20歳の小林可夢偉。彼は、初めてのF1テストを楽しみ、F1カーと、様々なシステムに慣れることに1日を費やした。もう1台の“TF106B”は、小林可夢偉よりも20歳も年上のオリビエ・パニスがドライブ。2006年末でF1から引退する彼にとって、パナソニック・トヨタ・レーシングでの最後の1つとなるテストを行った。

オリビエ・パニス
「朝まで降った雨のために、サーキットには所々水溜まりが残っており、理想的なコンディションではなかった。しかし、その後は全てが順調に進み、新しいブリヂストンタイヤの理解へと作業を開始することが出来た。現時点で話せるのは、非常に安定しており、タイヤを温めるということにおいては問題は無いということだ。我々が2006年シーズンに使用していたタイヤよりも明らかに硬く、グリップも低くなっている。しかしそれは全チームにとって同じ条件であり、皆が同じタイヤを使うのは良いことだと思う。なぜならそれは全チームが同じ条件で戦うことを意味するからだ。このタイヤは誰もが2007年シーズンへ向けての作業を開始するに当たって良い基礎となるだろう。そして我々がパッケージを強化し、タイヤを最大限に利用出来るかどうかは我々自身にかかっている。私自身は、パナソニック・トヨタ・レーシングでの最後のテストを行う為に、2週間後、ヘレスでの合同テストに参加する予定だ」


小林可夢偉
「パナソニック・トヨタ・レーシングが、TDPドライバーとしてF1カーをテストするチャンスを与えてくれたことに、本当に喜んでいる。今日は私にとって初めてのF1テストであり、非常に楽しい経験だった。今年私が戦って来たF3とは全てが異なり、特に、エンジンのパワーとブレーキは異次元であり、これまで以上にしっかりと集中することが必要だった。昼食前にミスを犯しコースアウトしてしまったが、ダメージは受けずに済んだ。それ以外は大きな問題にも見舞われることなく、多くの周回をこなすことが出来た。体にかかるGはこれまでに私が経験して来たものよりも非常に大きかったが、ここまでは特に首への負担は感じていない。もちろん、まだ1日走っただけであり、もっと長い時間Gを受け続けても対処出来るように、よりハードなトレーニングを積む必要がある。私自身はまだまだやらなくてはならないことは多いが、今日は全体的に見れば良い一日であった。私は来週のヘレス合同テストでも再び“TF106B”をテストする予定となっており、F1でのさらなる経験を積めることを楽しみにしている」


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