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スチュワート、マッサの“特攻作戦”を危惧

2006年10月16日

 ジャッキー・スチュワートは、フェラーリが、今シーズンの最終戦ブラジルGPでフェルナンド・アロンソとルノー・チームがF1世界タイトルを手にするのを阻止するために、不正な戦術をとらないようにと願っている。

 スチュワートが英ザ・サン紙に語ったところによると、インテルラゴスで起こり得る最悪の事態は、ミハエル・シューマッハーのチームメイトであるフェリペ・マッサが、アロンソを不利にするためにコース外へ押し出す役目を担うことだという。シューマッハーが優勝してアロンソがポイントを取れなければ、シューマッハーがタイトルを獲得することを承知の上でである。

 ドライバーおよびコンストラクタータイトルがアロンソとルノーの方に傾きかけている今、フェラーリが、シューマッハーが8度目の世界タイトルを手土産に引退できるように何かしたい、という誘惑に駆られるのではないかと、スチュワートは考えている。とはいえ、彼は、フェラーリはそこまで下劣な行動には出ないだろうとは思ってもいるのだが。

「今のF1が最も避けるべきことは、マッサを使って結果を変えようとすることだ」とスチュワート。
「そんなことが起きたら、これだけスリルに富んだシーズンが、ひどく不快なものになってしまう。私は何も、フェラーリがそういうことをするだろうと言っているわけではない。しかしながら、かつてもF1でこういったことがあったのは誰もが知っているし、また今度も起きるだろうと私は確信している」
「アロンソにとって最大の危機となるのは、第1コーナーと1周目だろう。そこでは、いかなることも起こり得る。とりわけサンパウロは、これまで数々のアクシデントが起きている」


 シーズン後半からはシューマッハーがアロンソとの差を縮めつづけ、今年度のタイトル争いがスリリングな展開となった。だがスチュワートは、栄梶Eを勝ち取るにふさわしい人物については、明確な答えを持っている。
「フェルナンドは世界タイトルに値する。今シーズンの成績や、シーズンを通しての素晴らしい仕事ぶりを見ればよい。彼は非常に賢く、成熟したドライバーだ。そのコース上での走りに、私はいつも感心している」
「F1にとっての最善の結果は、ミハエルが自身の最後のレースとなるブラジルGPで優勝し、フェルナンドが2位で終わることだろう。これなら誰もが満足できると思う。そしてミハエルは優勝者としてF1を去り、フェルナンドがワールドチャンピオンとなるのだ」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
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