12日もヘレスでF1合同テストが行われ、前日に引き続き、フェラーリのミハエル・シューマッハーがトップタイムをマークした。
シューマッハーは104周を走行、1分15秒684のタイムを記録した。このタイムは2006年のマシンにおけるヘレスでのベストタイムだ。シューマッハーはブラジルGPに向け、ブリヂストンタイヤの評価とセッティングに取り組んだ。僚友のルカ・バドエルは、来季用のニューコンポーネントの開発作業を行い、4番手だった。
2番手にはマクラーレンのルイス・ハミルトンが入った。彼は73周を走行、ブラジルGPのセッティングやミシュランタイヤの評価、来季に向けた開発作業にあたった。同チームのペドロ・デ・ラ・ロサはハミルトンから約コンマ5秒離され、5番手だった。
3番手はBMWザウバーのロバート・クビカ。クビカはこの日も2台のマシンを使用し、ブラジルGPの準備と来季に向けたテストに取り組んだ。
トヨタ勢のリカルド・ゾンタとオリビエ・パニスが6、7位に続いた。来季ルノーとのテスト契約を結んだゾンタは、この日がトヨタでの最後のテスト日となった。ゾンタは途中エンジントラブルに見舞われながらも、タイヤテストに取り組んでいる。パニスはブラジルGPに向けたタイヤテストとセッティングにあたった。
8、9位にはウイリアムズのアレックス・ブルツとナレイン・カーティケヤンが並んだ。ふたりはこの日も来年に向けた作業を進め、トヨタV8エンジンで走行を行っている。
Jerez(10/12)
Leading times
1位
Michael Schumacher
Ferrari-Ferrari
1'15.684
104Laps B
2位
Lewis Hamilton
McLaren-Mercedes
1'16.811
73Laps M
3位
Robert Kubica
BMW-Sauber
1'17.015
98Laps M
4位
Luca Badoer
Ferrari-Ferrari
1'17.243
76Laps B
5位
Pedro de la Rosa
McLaren-Mercedes
1'17.300
70Laps M
6位
Ricardo Zonta
Toyota-Toyota
1'17.488
43Laps B
7位
Olivier Panis
Toyota-Toyota
1'17.801
92Laps B
8位
Alex Wurz
Williams-Toyota
1'18.267
79Laps B
9位
Narain Karthikeyan
Williams-Toyota
1'20.450
61Laps B
B:Bridgestone tyres
M:Michelin tyres
Weather / Track conditions: Sunny and dry.
all times unofficial - courtesy of the official Circuito de Jerez website