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「鈴鹿が復活するには改装が必要」とエクレストン

2006年10月10日

 20年にわたってF1をホストしてきた鈴鹿が今年限りでカレンダーから外れることになったが、バーニー・エクレストンは将来のカレンダー復活の可能性について尋ねられると、改装の必要性を唱えた。

 日本GPは来年から、トヨタが買収し、改修を行った富士スピードウェイに舞台を移して開催される。鈴鹿はテクニックが真に試されるサーキットとして、チームやドライバーからの人気はいまだ高く、エクレストンは鈴鹿のカレンダー復帰について否定はしなかった。
 エクレストンは日本GPの決勝前、イギリスのテレビ局ITVのインタビューに答えて次のように語った。
「見てくれ。みんなハッピーな顔をしているし、ドライバーはこのサーキットを気に入っている。鈴鹿はみんなに好かれている。だから、今後を見守っていく必要がある。まずは、サーキットを改修する必要がある。今の鈴鹿は古い家屋のようだから、少し改装が必要だ」

 エクレストンのお膝元のシルバーストンについても、同じことが言われたものだが、鈴鹿でも、週末を通して、GP続行が声高に叫ばれていた。とはいえ、将来のカレンダーを考え「1国1レース」の原則に固執するにせよ、日本で第2GPを開催するにせよ、前者なら鈴鹿と富士が交代でGPをホストでき、後者ならパシフィックGPの復活となり、いずれにせよ、鈴鹿でのGP開催の可能性は全くなくなったわけではない。


 ルノーのパット・シモンズは、フェルナンド・アロンソの優勝後、次のように語った。
「(鈴鹿に)別れを告げるのは本当に寂しいことだ。とても素晴らしいサーキットだからね。今度のサーキットは、性格もチャレンジの種類も全く異なるようだから、余計に寂しい。鈴鹿の設備は、確かに完璧とはいえない。しかし、結局のところ、どこででもレースはできる。鈴鹿は特別な場所だ。今日は別れを告げるにふさわしいレースができたと思う」

 アロンソも、多くのドライバーの声を代弁し、次のように述べた。
「鈴鹿でのレースはいつも楽しいし、特別な思いがしていた。世界でもっとも難しいサーキットのひとつだからね。鈴鹿は、ドライバーだけでなく、エンジニアにとってもタイヤにとってもエンジンにとっても、スーパーチャレンジングなサーキットだ。とくに鈴鹿のようなサーキットがカレンダーから外れることになり、とても寂しくなるね」

 とはいえ、マクラーレンは鈴鹿の終幕に惜別の思いはないようだ。キミ・ライコネンは、2005年こそグリッド後方から奇跡の優勝を飾ったが、総じて鈴鹿とは相性が悪い。ロン・デニスも、設備面の古さに不満をもらす。
 デニスはロイター通信に対して次のように語った。
「鈴鹿は、私たちが初めてここを訪れたころから、全く施設が改善されていない。ホテルの部屋はどこもヘンな臭いがして、まるで何カ月も使われていなかった部屋みたいだ」
「サーキットがよくならなければ、激しく非難されるものだ。手放したくないものがあるのなら、努力しなければならない。彼らはもっと懸命に取り組む必要があった」




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