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モンテゼモロ「最後の1メートルまで戦い抜く」

2006年10月10日

 先週日曜の日本GPでの波乱により、ルノーおよびフェルナンド・アロンソが俄然優勢となったものの、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ社長は今年のF1両タイトルを諦めていないと語る。

 ミハエル・シューマッハーにとってレースではここ6シーズン見られなかったエンジン故障がこの日本GPで起こり、これによりアロンソが今季1ラウンドを残して10ポイントのリードを獲得、ルノーがコンストラクターズ選手権のギャップを9ポイントとしたのだが、それでもモンテゼモロは戦いはブラジルでも続くと言いきる。
「フェラーリは勝利の祝い方を熟知しているのと同様に、負けの認め方も分かっているので、このような日は、将来に向けて一層決意を固める機会になる」と、フェラーリの公式ウェブサイトで語るモンテゼモロ。
「我々のチャンピオンシップはブラジルGPの最後の1メートルまで終わらない。フォルツァ(頑張れ)、フェラーリ!」

 闘志あふれる口調だったモンテゼモロだったが、鈴鹿での出来事を振り返る段になると調子を変える。
「シーズンの初めに私はフェラーリが主役になることを望んでいると話した。あれだけのポイント差を縮めた信じがたいようなここ数カ月、チーム全員とパートナー各社の比類ない努力を私はとても誇りに思う。不幸にも今日はこの流れが止まり、我々は大きな痛手を被った」
「ミハエルは完全にトップに立ちながら、レースの終わりを目前にして、あのようなことが起きてしまい、大変に残念だ。繰り返しになるが、(ミハエルは)すばらしいレースをしていたのに残念だった。最高というだけでなく、並外れたドライバーであることを披露する走りだった」




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