F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

アロンソ「嬉しい驚きだ!」

2006年10月9日

 ドラマと緊張の連続だったシーズンの末に、日本GPで“嬉しい驚き”となる勝利を挙げたフェルナンド・アロンソは、自分の幸運が信じられなかったと述べた。ミハエル・シューマッハーのショッキングなエンジントラブルもあり、このリザルトによって、アロンソのタイトル防衛がほぼ確実となった。

 当然ながらアロンソは、この結果に有頂天になっている。特に、予選でのフェラーリの強さからして、明らかにフェラーリに分があったからだ。しかし、ミハエルのエンジントラブルのおかげで勝てたのかもしれない、と認めつつも、アロンソは、ルノーがレースではフェラーリと同じペースで走れたと主張した。

「今回勝てたことに、誰もが驚いている。嬉しい驚きだ」とアロンソは笑顔で語った。

「予選を終えた時点で、フェラーリとの差はかなり大きいように思えた。でも、今日レースをスタートしてみると、マシンのバランスがよく、フェラーリと同等の速さで走れることが分かった」「スタートではリスクを冒してヤルノ(・トゥルーリ)を抜いた。それが唯一のチャンスだったからだ。最初のスティントの後の方で、ラルフ(・シューマッハー)がトラブルを抱えているのが分かったので、ターン1で彼を抜いた。2回目のストップの後も、勝つ可能性はあると思っていた。ミハエルとのギャップはたったの5秒だったんだ。当然だろ?」


「そしたらターン8の入り口でスモークが見えて、アスファルトにオイルがついているのに気付いた。前を走っていたスパイカーだろうと思っていたら、(ミハエルのマシンを)通り過ぎる瞬間になって、ミハエルだと分かったんだ。その後は、エンジンの回転を抑え、慎重に完走を目指した」

 カナダ以来となったアロンソの優勝だが、この1週間は舞台裏で不協和音が続いていた。アロンソが、来季マクラーレンへの移籍を予定していることで、ルノーチームがタイトル争いをサポートしてくれていない、と暗にチームを批判したからだ。
 しかし、レース後にパルクフェルメで愉快なダンスを見せて、勝利を祝ったアロンソは、チームに悪感情は持っていないようで、この優勝をチームと去りゆくタイヤサプライヤー、ミシュランに捧げた。
「今回の優勝はルノーにとって大きな意味を持つ。僕らはこの勝利に値するチームであり、ハンガリーからずっと勝利を待ち続けていた。サーキットに来ているスタッフ、ビリーとエンストンのファクトリーで働いている人々、ミシュランのスタッフ、みんながシーズン中、一度も諦めなかった」
 チャンピオンシップで10ポイントのリードを得たアロンソは、ブラジルで8位に入りさえすれば、2年連続のタイトルを獲得することができる。彼はまだ満足しきっているわけではないが、勝利をほぼ手中にしたことを認めた。
「ブラジルには自信を持っている。でも、思い込みはいけない。レースは長く、トップでフィニッシュするために、あらゆる条件を整えなければならない。選手権争いにおいて、立場は楽になったけれど、インテルラゴスでも、戦い方は同じだ。勝利を目指すよ」




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号