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ミハエル、敗北宣言「ドライバーズタイトル争いは終わった」

2006年10月8日

 F1日本GPの37周目、それまでトップをリードしながら、エンジンブローによりマシンを止めたミハエル・シューマッハー。
「これでドライバーズタイトル争いは終わった」と事実上の敗北宣言をするも、これまでのチームの働きに賛辞を惜しまなかった。

「我々は素晴らしいチームだ!最高のスタッフがいて、全員が最高の仕事をしてくれた事にどんなに感謝しても足りないぐらい満足している。今日のようにトラブルでレースを失うことはモータースポーツの世界では常にあり得ることで、勝利が全員の力でつかむものなら、負けるときも全員。僕たちはベストを尽くし、レースをリードして、エンジンが壊れた……。単にそれだけの事なんだ」とシューマッハー。
 37周目のデグナーで白煙を上げたマシンから降りたときには、さすがに沈痛な面持ちだったが、ピットに戻ると笑顔でチームスタッフ全員に声をかけ、共に戦った仲間たちへの感謝を表した。

「常に信頼性こそが勝利への鍵だと信じてきたのだが、今日はその信頼性が、理想的な展開で進んでいた流れを大きく変えて、結果的に余りにも高い代償を支払うことになってしまった」とジャン・トッドが語るように、全てがフェラーリのペースで進んでいたレースはシューマッハーのエンジントラブルで一転!
 ちなみにフェラーリがレース中のエンジントラブルでリタイアするのは2001年のアメリカGP(バリチェロがエンジンブローでストップ、記録上は14位扱い)以来、6年ぶり。シューマッハー自身がエンジントラブルでレースを失うのはさらに1年遡る2000年のフランスGP以来のことだという。

「これでドライバーズタイトル争いは終わった。僕はアロンソのリタイアに期待してチャンピオンになりたくはない」と事実上の敗北宣言をしたシューマッハーだが、だが、コンストラクターズポイントではまだ9点差。
「次のブラジルではマッサと共に、タイトル獲得のために全力を尽くすつもりだ!」と最後の1戦に向けて、気持ちを切り替えていた。




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