ウイリアムズF1ドライバーのマーク・ウエーバーが、今週末に日本GPを開催する鈴鹿サーキットは、実に“スリルがある”と語った。

　先の中国GPで1ポイントを獲得したウエーバーは、2007年のレッドブル・レーシングへの移籍を前に、今シーズンの最後から2番目となるレースでも、その好調さを維持したいと考えている。
「去年は鈴鹿で4位フィニッシュを果たしたし、僕らには好レースだった。フェルナンド・アロンソのすぐ後ろを走り続けて、わずかな差で表彰台を逃したんだ」と、ウエーバーは振り返った。
「このサーキットは実にスリルがあって、素晴らしいよ。大抵の人間にとって、日本人の生活様式は慣れ親しんだものとは大きく異なっているので、好き嫌いがはっきりと分かれる。でも人々はいつも本当に親しみやすくて礼儀正しいし、とても努力家だ」
「季節柄、この時期の日本は天候が変わりやすい。よく台風が来るから、少し注意が必要だ。ちょっと北側になるけど、オーストラリアに近いのも僕にとっては嬉しい。シーズンが終わるまでは、自宅に寄るつもりはないけどね」

　ニコ・ロズベルグは、これまでに鈴鹿サーキットを走ったことがなく、金曜日が初めての走行となる。
「鈴鹿のコースはすごく良さそうだから、ドライブが今から楽しみだ。中国GPでは週末を通して僕らのマシンが進歩しているところを見せられたし、この勢いを保てるように願っている」

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