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中本修平レポート「結果自体には、まあ満足です。しかし、多くの課題を残しました」

2006年9月15日

 ヨーロッパラウンドの締めくくりとなる、イタリアGP。Hondaは満を持して改良型エンジンを投入したが、初日からいきなり2基が次々と壊れてしまう。その時点では原因がはっきりせず、レースカーには前戦トルコGPを走った仕様のエンジンが、急遽積み替えられた。
 それでもジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロは5、8番グリッドから出走したレースで、それぞれ5位6位で完走。3戦連続のダブル入賞を果たしたのだった。

「エンジントラブルの原因は、土曜日の夕方につかめました。仕様自体に問題があったわけではないので、その点は安心しました。今週と来週の2回、ヘレスでテストをしますので、そこでさらに熟成していくつもりです。今回のイタリアと、次の中国の2レースを完走すれば、スズカにはさらに新しいエンジンを入れたいですね。それも合わせて、テストする予定です。レース投入は、今回のイタリアではできなかったので大幅に遅れましたが、開発計画を大幅に変える必要はありませんので、最後まで攻め続けられそうで、ホッとしています。レースでは、序盤10周目あたりから、ジェンソンのリアタイヤにオーバーヒート症状が出ました。その結果グリップを失い、タイムを上げることが出来ませんでした。1回目のピットイン後も、あまりペースが伸びませんでした。それでも最後に履いたタイヤでは、上位陣と比較しても悪くないタイムで走れました。序盤はアロンソより1周分重い燃料を積んで、互角に走れていましたので、あのペースが続いていれば違った結果になったのになと、ちょっと残念でしたね。このような問題が出てしまうのは、タイヤの管理、準備の仕方が、まだまだ足りていないからだと思っています。レース中に履くタイヤは、実際に履く前の扱い方で、ずいぶんパフォーマンスが違ってしまいます。一つのたとえとして、同じサーキットで同じタイヤを使っても、装着する何分前に、何度で温めるかで、性能の出方が違ってきます。そういう点で、ルノーなどはさすがにいつも安定していますね。それがうちの場合はまだ、ニュータイヤを続けて使っても、最初はよくて、次はダメだったりします。そこはまだまだ、足りないところですね」


−バトンは2回ストップ、バリチェロは1回ストップと、大きく違う作戦で走りました。どういう理由だったのでしょう。

「それぞれの作戦に、一長一短がありました。ポールポジションが取れそうなクルマの仕上がり具合だったり、他車と同等の最高速が出せるぐらいの速さを持っていたら、もうちょっと違った戦略もあったのですが」

−バトンを2回、バリチェロを1回にした根拠は?

「予選第2ピリオドの結果です。事前にこの辺りのタイム、ポジションが取れたドライバーの方に、こっちの作戦でいかせようと、そういう決め方です」

−バリチェロは30周まで引っ張れるだけの重い燃料を積んで、9番手タイムが出せていたわけですね。

「はい。悪くなかったと思います。トップ10に入って、かつ1回ストップ作戦を選択したドライバーの中では、まずまずのポジションでした。問題はレース中のペースでした。フィジケラも1回ストップで、しかし彼のペースをしのぐことができませんでした。それが、今後の課題ですね。ピットインまでの周回数が多かった分、本当ならフィジケラの前に出られていたはずでした。まあ、低ダウンフォース・超高速サーキットのここで、初日にエンジンの問題を抱えていたにしては、健闘したとはいえます。もちろんこの程度で到底満足はできませんから、中国までに必死で改良を重ねていきますよ」


レース

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