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[TOYOTA]一週間後の第15戦イタリアGPに手応え

2006年9月1日

 パナソニック・トヨタ・レーシングは、イタリア・モンツァ・サーキットでの3日間のテストプログラムを終了した。合同テスト最終日は、昨日までのヤルノ・トゥルーリに代わり、レースドライバーのラルフ・シューマッハーが加わり、サードドライバーのリカルド・ゾンタと共にテストを継続した。
 両ドライバーは、タイヤテストとセットアップを行ったが、ラルフ・シューマッハーは、体調が優れず、午前中のみのテスト参加となった。午後は、リカルド・ゾンタが2台の“TF106B”で、異なったセットアップを行い、次戦へ向けた最終のタイヤ選択へとデータ収集を行った。チームは、来週末に迫った第15戦イタリアGPへとデータを分析し、万全の体制を整える。

リカルド・ゾンタ
「昨日は、赤旗でテストが中断されるなど作業が遅れたが、最終日の今日は上手く行った。次戦へ向けてタイヤを選択するためのロングランテストも行えた。また、空力パーツに関しても、最終の微調整を行い、スタートの練習も行った。午後、2台を同時にテストすることは出来なかったが、交互にテストすることが出来、必要とするデータを集められたことは、チームの努力といえる。いつも通り、次戦を語るのは難しいが、戦闘力の高いパッケージを備えていることは確かだ。来週の結果が楽しみだ」

ゲルト・プファイファー
テスト・チーム・マネージャー
「今週のテストでは、重要なタイヤテストを行うと共に、次戦、モンツァで行われるイタリアGPへ向けて空力パーツを試すことが、主目的であった。赤旗でテストを中断せざるを得なかったり、今日の午後は、周回が減るなどしたが、それでもテストプログラムの殆どを遂行出来た。リカルド・ゾンタは、頑張り、今日の午後は、2台の“TF106B”を交互にテストしてくれた。レースへ向けて、タイヤは非常に有望であり、得られたデータには満足している。これからエンジニアは、レース戦略を構築するが、レース一週間前に同じサーキットでテストが出来たことは作業を助ける。我々は、レースでの速さには、手応えを得ており、次戦でのさらなるポイント獲得を望んでいる」


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