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[BS]フェラーリがインディアナポリスでのブリヂストン不敗記録を更新

2006年7月4日

 アメリカGP決勝は、ブリヂストンを装着するミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が優勝し、フェリッペ・マッサ(フェラーリ)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)と共にチームとファンの記憶に残る素晴らしいレースであった。ブリヂストンは、シューマッハの勝利によりインディアナポリスでの7連勝を達成した。シューマッハとマッサはワンツー・フィニッシュを遂げて表彰台に登り、コンストラクターズ・ランキングでライバルとの差を縮めた。またトゥルーリの4位入賞によってトヨタもポイントを獲得した。

 決勝でフロントローからスタートしたフェラーリのシューマッハとマッサは、ツーストップ作戦を採った。両ドライバーは終始レースをリードし、アメリカのファンを沸かせた。一方トゥルーリはブリヂストンタイヤの安定したパフォーマンスを最大限に生かしてワンストップ作戦を採用し、ピットレーンからスタートしながらも最終的に4位でゴールした。チームメイトのラルフ・シューマッハ(トヨタ)もレース終盤には5位を走行しそのままゴールするものと期待されたが、不運にもメカニカル・トラブルに見舞われ戦線を離脱した。そのほかのブリヂストン勢の中ではニコ・ロズベルグ(ウィリアムズF1)が完走を果たしたが惜しくもポイント圏外の9位に終わった。その他のドライバーにとっては不本意な週末となった。


●菅沼寿夫
ブリヂストン・モータースポーツ・テクニカル・マネージャー
「今日の結果はとてもうれしい。世界各地の全てのブリヂストン・スタッフにとって重要な意味を持つ結果であり、特に私は日英両国にいるタイヤのサービス・スタッフとエンジニアリング・スタッフに感謝しなければならない。路面温度が49℃にも達する非常に厳しいレースだったが、ブリヂストンタイヤは期待通りのパフォーマンスを発揮し、フェラーリにワンツー・フィニッシュを、そしてトヨタのヤルノ・トゥルーリに貴重なポイントをもたらした。ラルフ・シューマッハが終盤にリタイヤしなければブリヂストン勢4台がトップ5に入るはずであった。ラルフは本当に不運だった。しかしそれでもトップ4内にブリヂストンを装着する3人が入った。しかもそのうち1人はピットレーンからのスタートだった。この事は今年のブリヂストン装着マシンのパフォーマンスの強さを示すものだ。レース中タイヤに全く問題が起きなかったことには大変満足している。優れた性能と高い安全性を兼ね備えたタイヤを作れることを示すことができた。ウィリアムズ・チームにとって今回の結果は不本意なものだったに違いないが、シーズン後半に彼らが競争力を発揮できるよう我々は最善を尽くして彼らを支援するつもりだ。これから我々はF1で最も暑く過酷なヨーロッパラウンドへと戻る。今後のレースでもタイヤが確実に優れた性能と耐久性を発揮できるよう力を尽くしたい。繰り返しになるが今日のタイヤのパフォーマンスについてはとても満足している」




レース

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