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[MI]フィジケラが表彰台確保

2006年7月4日

 USGPの決勝結果でミシュラン勢最上位は、ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)だった。ミハエル・シューマッハとフェリペ・マッサの2台のフェラーリに続いて、力強い走りで3位に入った
 スタート直後の第1コーナーで多重クラッシュが起き、ミシュラン勢の有力マシン6台がストップするという、陣営としては厳しいレースになった。クラッシュには約10台が巻きこまれ、ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー/ミシュラン)は跳ね上げられて何度も横転した。ファン‐パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス/ミシュラン)とキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス/ミシュラン)は、おたがいに接触してリタイヤした。
 その他のミシュラン勢としては、クリスチャン・クリエン(レッドブル)、スコット・スピード(トロロッソ)、ジェンソン・バトン(ホンダ)が戦線離脱した。バトンは、いったんはセーフティーカーの隊列に戻ったが、まもなくピットに入ってリタイヤとなった。

 残骸の撤去が終わってセーフティカーがコースから退出し、6周目からレース再開。フィジケラはしばらくチームメイトのフェルナンド・アロンソ(ルノー/ミシュラン)の後を走っていた。アロンソは5位グリッドからスタートして、3位スタートのフィジケラをうまく抜いていた。しかしレースが落ち着くと、フィジケラはアロンソを抜き返して、単独3位となった。後続のヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)とは充分な差があった。


 トゥルーリはピットスタートだったことから1回ストップ作戦を採っており、アロンソはその後ろでのフィニッシュになった。それでも5位に入ったアロンソは、18戦シリーズのタイトル争いで10戦を終えて、シューマッハに対して19ポイント差を維持している。
 6位ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)、7位デビッド・クルサード(レッドブル)、8位ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)も、ミシュラン勢でポイントを獲得した。トロロッソにとってはチーム初ポイントとなった。クルサードは最初のスティントを47周目まで引っぱり、ミシュランタイヤの耐久性をしめした。スティントの長さでは4周差で今レース最長だった。
 レースは消耗戦となり、出走22台中、完走はわずか9台だった。しかしミシュラン勢で、オープニングラップの多重クラッシュ以外の理由でリタイヤしたのは、ジャック・ビルヌーブ(BMWザウバー)だけだった。ビルヌーブは24周目、7位走行中にエンジントラブルでストップした。
 ミシュランは今後、7月16日マニクールで開催される母国レースにむけて準備していく。タイヤのコンパウンドとコンストラクションを評価するテストが、今週スペインのヘレスでおこなわれる予定だ。




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