コレス「スーティルは、将来F1で活躍するだろう」
2006年5月8日
ミッドランドF1のテストドライバー、エイドリアン・スーティルは金曜日にニュルブルクリンクで行われたヨーロッパGPのフリー走行において鮮烈なデビューを果たし、チームのマネージング・ディレクター、コリン・コレスはスーティルを絶賛した。
MF1ではシーズンを通じてローテーション制度でサードドライバーを起用しており、今回はジョルジオ・モンディーニやマルクス・ビンケルホックに代わってスーティルが出場し、金曜日のオープニングセッションで10番手タイムをたたき出して上々のF1デビューを飾った。
スーティルは午後に行われたフリー走行2回目では、トップタイムを記録したアレクサンダー・ブルツの2秒落ちというラップタイムで、出走28台中10番手のタイムを記録しチームから喝采を受けた。
彼の名前がタイムシートの上のほうに掲げられることは誰も予想していなかったが、コレスは彼の走りに特に驚きを感じていないと強調し、フォーミュラ・ワンでの今後の活躍を示唆した。
「今日のエイドリアンの走りは非常に印象深いものであった。だが、彼の仕事に驚かなかった人間は唯一私だけだったであろう。彼がメルセデスのジュニアドライバーになる際に私は手助けをしており、彼のポテンシャルは以前から承知していた。彼はこのままで行けばF1での将来は明るいだろう」
スーティル自身は、デビューの結果に驚いていた。そして再びサードドライバーの順番がやってくることを心待ちにしている。
「本当に素晴らしかったよ。だんだん良くなっていったんだ」スーティルは静かに語った。
「最初はグリップが低いことに悩んでいたんだけど、車がいい感じになるまで改良を続けたんだ。最終的には、マシンが良くなるにつれてタイヤもいい感じになっていった。でも自分のラップタイムは見る暇が無かったんだ。僕はただ自分の仕事をこなしただけさ、いつもどおりにね。マシンを限界までプッシュし続けただけ。それが結果的にいいラップタイムにつながったんだね」
「車がポテンシャルを持っているのは間違いない。それにここが僕のお気に入りのサーキットのひとつだということもいい結果につながった理由だね。それにしても僕にとって最初の金曜日の走行でトップ10になれたというのは本当に信じられないことだよ。繰り返しになるけど、本当に素晴らしかった。早くまたこうして走りたいね」
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

