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井出の今後は依然不透明、チームはFIAと交渉中?

2006年5月7日

「FIAからのアドバイス」で突如としてテストドライバーへの降格が決定。今回、フランク・モンタニーにシートを譲ることになってしまったスーパーアグリF1の井出有治だが、その井出の今後についてチーム代表の鈴木亜久里氏は「すべてはFIAの判断待ち」と現時点での明言を避けている。
「FIAのアドバイスは公式な指示とか命令とかでなく、言ってみれば“行政指導”みたいなもの。現時点では予選やレースだけでなく、井出が金曜日のフリー走行で他のマシンと一緒に走ることも避けたほうがいいというコトみたいなので、ウチとしては従うしかなかった。自分としてはもちろん井出を走らせてあげたいし、そういう方向でFIAと話もしているけれど、現時点では向こうの判断を待つしかないんだよ」と亜久里代表。


 今回、モンタニーが金曜日のフリー走行に3台目のマシンで出場することが発表された直後というタイミングで井出の降格が決まったことから「ふたりの交代は既定方針だったのでは?」という声も出ているが、亜久里代表はこれを強く否定
「モンタニーの第3ドライバー起用はなかなかプライベートテストができない状況の中で、ある程度お金が掛かっても金曜日に第3ドライバーを走らせたほうが、セッティングやタイヤなどで有用なデータが得られると考えたから。このニュルにもキチンと3台を走らせる準備をしてきた」と語っている。ただし、モンタニーが金曜日のフリー走行からチームメイトの佐藤琢磨と遜色ないタイムをマークしている点に関しては亜久里代表自身も少なからずショックを感じているようで、「これまで井出がマシンやメカニックについて、いろいろ問題をを訴えていたけれど、チームがふたりのドライバーに同じコンディションのクルマを準備できていることが結果的に証明されたとは思う……」と複雑な表情。
 “オールジャパン体制”を標榜する新チームにとって日本人ドライバーの存在は欠かせないところだが、実質的にこれがF1デビューとなるモンタニーの予想以上の健闘が井出の今後を更に難しい状況へと追い込んでいることは間違い無さそうだ。


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