[Honda]デビッドソンがHonda勢最高位となる5番手につける
2006年5月6日
ヨーロッパGP初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのアンソニー・デビッドソンが午後のフリー走行で5番手。ジェンソン・バトンは7番手、ルーベンス・バリチェロは15番手だった。
例年より3週間ほど早い開催となった、今年のヨーロッパGP。つい数日前には雪も降ったが、今週末の気温は心配したほど低くならないようだ。
午前中の1回目フリー走行では、デビッドソンが積極的に周回を重ねた。このセッションで最も多い周回数をこなしたデビッドソンは総合2番手。バトン、バリチェロは、6、7番手だった。
午後になると気温23度、路面温度は42度まで上がった。路面グリップも上がり、各車、積極的に周回を重ねる。デビッドソンも29周をこなしたものの、午前中のベストタイムをしのぐことができず、5番手。バトンは7番手、バリチェロは15番手だった。
■アンソニー・デビッドソン
「今日は途切れることなく、たくさんのラップを走った。マシンの信頼性は高く、午前と午後のショートランを通して、いいバランスを見つけることができた。ロングランからは、タイヤ選択のために多くのデータを収集できたので、今日の内容にはおおむね満足しているよ」
■ジェンソン・バトン
「順調な一日で、今日の目的だったセットアップとタイヤ選択はうまくいった。いつものように、アンソニーが走行の大部分を担当し、ルーベンスと僕はレースに向けてマシンを温存した。ここは多くの逆バンクのコーナーがあり、バランスを取るのが難しいサーキットだけど、マシンの挙動はまずまずだよ。あとはバランスの問題を解決する必要が少しあるけど、最大の問題はグリップの低さだ。その点は明日、解消されることに期待したい」
■ルーベンス・バリチェロ
「マシンの挙動が良く、今日はトラブルなく過ごせた。ただ、バランス面ではフロントもリアもまだ不十分だ。ニュータイヤでのグリップには問題がないので、メインターゲットであるレースに向けての作業に集中するだけだ」
■ジル・ド・フェラン
Honda Racing F1 Teamスポーティングディレクター
「今日は3台そろって充実した金曜日を過ごせた。アンソニーがノンストップで走行したため、タイヤについて、今夜分析するための多くのデータを入手できた。さらに、両方のセッション中、ジェンソンとルーベンスの二人を走らせたことで、いつもよりもレースセッティングを行った。全体として、速さがあることは分かったが、フロントのマシンバランスには改善の余地が残っている。明日の結果を待ちたい」
■中本修平
Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター
「特別なトラブルはなく、いつも通りの金曜日でした。2台のレースカーとも、エンジンは2戦目になりますので、今日はアンソニーに走行の大部分を担当してもらいました」
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

