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デイモン・ヒルがBRDC次期会長候補に

2006年4月7日

 元F1ドライバーのデイモン・ヒルが、今月末に行われるBRDC(イギリス・レーシングドライバーズ・クラブ)の年次総会で会長職を退くジャッキー・スチュワートの後継者候補として推薦されている。

 1996年のF1世界チャンピオンであるヒルは、かねてからのBRDC会員でもあり、マイク・ナイトやジャッキー・オリバーの現役員2名から会長候補として推薦されている。すでにスチュワートは、4月28日の年次総会で会長として出馬するつもりがないことを表明している。
 BRDCから発表された声明によれば、ヒルは役員会からは満場一致の支持を得るだろうが、会員が彼の立候補を支持するかどうかは、現在のところ確定的ではないということだ。もし当選すると、元F1世界チャンピオンが会長職に就くのは、シルバーストンに拠点を置く同クラブの78年間という長い歴史の中でも、スチュワートに続き2人目ということになる。

 BRDC理事長のスチュワート・ロルトは、次のように述べている。
「会長選出にあたっての民主的な決定は、各会員に任せている。しかし、サー・ジャッキーの後継者としてデイモンを支持する者がクラブ内に大勢いることは、間違いないと思っている」
「デイモンは、元F1世界チャンピオンとして、BRDC会長というポジションにかかる威信を受け止め、またイギリスのモータースポーツ界の使節としての役割を担ってくれることだろう。さらに彼は、会長職をより若い世代に引き継ぐという動きを象徴することにもなる。これは、将来リーダーシップをとるであろう新規メンバーおよび若手メンバーに対する激励ということにもなろう」


 スチュワートはそのF1キャリアの中でヒルの父親と戦った経験があり、ヒルを会長候補に推すという提案を後押ししている。
「デイモンは、彼の父親であるグラハム同様、モータースポーツの世界にどっぷり浸かったファミリーから輩出された最高の手本となる人物だ」とスチュワート。
「デイモンがクラブにとっての最善を目指すなかで役員と協力し合えるよう、メンバーたちが彼を存分に手助けしてくれればと思う。彼の健闘を祈る」

 ヒルが今月末に当選を果たした暁には、現在も続いているシルバーストン地区の再開発に取り組むことになる。スチュワートと現理事会は、サーキットおよびサーキット施設の再開発に関する契約において、大手不動産のセント・モドウェン社と合意に達している。同企業はこの契約により、敷地内のホテル建設にとどまらず、敷地の一部を住宅地に利用することもできるという。この住宅地開発については最も議論を呼ぶところとなるだろう。


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