ポール・リカールで行われているF1合同テストが2日目を迎えた6日、マクラーレン、レッドブル、ルノー、トヨタ、BMWザウバーが参加、マクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサがトップタイムをマークした。
デ・ラ・ロサは前日に引き続きMP4-21で走行を行い、フロントサスペンションの開発とセッティング作業、ミシュランタイヤのテストプログラムに取り組んだ。彼は147周を走行し、1分04秒231のベストタイムを記録している。僚友のゲイリー・パフェットは暫定型MP4-20で4番手となっている。
2番手にはレッドブルのロバート・ドーンボスが入った。前日にはギヤボックストラブルに見舞われた彼だが、この日はノートラブルで走行し、2日間のプログラムを完了している。また、“Bチーム”トロ・ロッソのレースドライバーのビタントニオ・リウッツィが、この日はレッドブルのマシンをドライブし、ロングランとタイヤの耐久性の評価テストを行い、7番手となっている。
前日トップだったルノーのヘイキ・コバライネンは、わずか11周の走行にとどまり、3番手。ルノーからはジャンカルロ・フィジケラも参加、イモラに向け、シャシーセッティングの向上とタイヤテストに取り組み、5番手タイムをマークした。
トヨタは、リカルド・ゾンタが6番手、オリビエ・パニスが10番手。ゾンタはイモラに向け、異なるコンストラクションのタイヤのテストを中心に行っている。パニスは予定のシャシー交換のため午後から走行し、タイヤテストに集中的に取り組んだ。
ジャック・ビルヌーブとロバート・クビカのBMWザウバー勢は8、9番手に続いた。午前中、ふたりはセッティング作業を行い、その後、ビルヌーブは新しい空力パーツのテスト、クビカはタイヤ開発プログラムにあたった。ビルヌーブはフュエルシステムのトラブルにより、走行を早めに切り上げている。
Paul Ricard(4/6)
Leading times
1位
Pedro de la Rosa
McLaren Mercedes
1'04.231
147Laps M
2位
Robert Doornbos
Red Bull-Ferrari
1'04.262
118Laps M
3位
Heikki Kovalainen
Renault-Renault
1'04.274
11Laps M
4位
Gary Paffett
McLaren-Mercedes
1'04.279
127Laps M*
5位
Giancarlo Fisichella
Renault-Renault
1'04.380
104Laps M
6位
Ricardo Zonta
Toyota-Toyota
1'04.655
133Laps B
7位
Vitantonio Liuzzi
Red Bull-Ferrari
1'04.914
169Laps M
8位
Jacques Villeneuve
BMW-Sauber
1'04.961
50Laps M
9位
Robert Kubica
BMW-Sauber
1'05.398
123Laps M
10位
Olivier Panis
Toyota-Toyota
1'05.524
47Laps B
*:V10 engine
B:Bridgestone tyres
M:Michelin tyres
Track conditions: Dry and sunny.
all times unofficial