[SAF1]佐藤、井出、予選で順調に周回をこなす
2006年3月18日
酷暑の2戦目となったせいか、トップチームのマシンにエンジントラブルが続発。一方、SUPER AGURI FORMULA 1 Teamの2台はすばらしい信頼性を見せ、順調に周回を重ねた。予選のタイムは、佐藤が21番手、井出が22番手であったが、上位チームによるエンジン交換が行われ、明日の決勝グリッドは、順位が繰り上がる予定。
初日に続いて、2人は順調に周回を重ねる。佐藤は15周を走って、前日の自己ベストを3秒近く更新する1分38秒821のタイム。トップとの差も、前日の6秒5から4秒7まで縮めた。井出も18周を走行。琢磨との差は約1秒7あるとはいえ、やはり自身のベストタイムを2秒6以上更新した。
予選第1セッション。佐藤と井出は、ともに5周目のアタックで自己ベストタイムを出す。しかし路面温度が午前より10℃近く上がったせいか、フリー走行での自己最速を上回れず、予選は、佐藤が21番手、井出が22番手のタイムを記録した。
■佐藤琢磨
「今日は全力を尽くしたと思っている。クルマの性能も最大限に引き出せた。残念ながら、ミドルセクションでアンダーステアに苦しんだが、信頼性の高い走りを続けている。明日は2台ともスターティンググリッドに並ぶことができるので嬉しい。セパンはハイダウンフォース・サーキットなので、レースは厳しくなるだろう。だが、ベストを尽くして、2台揃ってフィニッシュしたい」
■井出有治
「午前中よりも予選の方がクルマの調子は良かったが、バランスが十分ではなかった。フリー走行の最中に、プッシュし過ぎてコースアウトしてしまった。だが、予選では、クルマのハンドリングも良くなっていた。暑いが、誰もが同じ条件下で走っているので、大きな問題ではない。これからエンジニアと、どうやってクルマのスピードを上げていくかを相談する。明日は、もっと良い走りをして、チェッカーフラッグを受けることができれば、と願っている。2戦目のF1レースが楽しみだ」
■鈴木亜久里
SUPER AGURI FORMULA 1 Team チーム代表
「ここまではクルマに大きな問題はなかったので、まずまず満足している。午前中は、予選とレースに向けて様々なセットアップをトライした。その結果を分析して、明日のレースの方向を決める。もちろん、いろいろ解決しなければならないことがあるが、それらを解決する上で多くのことを学習している。予選タイムはバーレーンと同じようなものだったが、より多くのデータが取れた。だから、前回より良いレースになると思う。琢磨はクルマの性格をよくつかんでおり、上手くドライブしてくれている。井出は午後の予選で新しいフロントウイングを初めて使ったので、慣れるのに時間がかかった。もちろん彼はまだまだ多くのことを学ばないといけないが、頑張ってくれている。また、チームが素晴らしい仕事をしてくれたことにも感謝している」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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