今週末クアラルンプールで開かれるF1第2戦マレーシアGPを前に、ホンダのジェンソン・バトンは、F1ファンは再びエキサイティングなレースを期待していいだろうと語っている。
「バーレーンGPでは4位フィニッシュだったが、これはシーズン開幕戦の成績としては僕らにとって過去最高のポジションだった。次のレースでは僕らがどこまでできるのか披露できることを本当に楽しみにしている」とバトン。
「バーレーンでは、他のトップチームと競い合える本物の速さがあると分かって安心した。僕らの車は今年どのサーキットに行ってもいい走りができるだろうけど、特にマレーシアのように暑いところでのレースでは高温のコンディションがタイヤにぴったり合うと思う」
「マレーシアGPは僕がF1で初めての表彰台を獲得したところだから、いい思い出の地なんだ。高速で流れるようなコーナーがたくさんあり、また本当に高速のストレートもあって、あそこのレースは楽しめる。今週末はまたエキサイティングなレースを期待できると思うよ」
一方、チームメイトのバリチェロもまたセパン・サーキットがマシンに合っているはずだと自信を持っているという。開幕戦ではホンダ・チームでの初戦としては理想的とは言い難い結果に終わっただけに、次こそはポイント獲得をと決意を固めているようだ。
「このチームでの僕の最初のレースは残念な結果になってしまったので、マレーシアこそ本当のシーズンスタートになるよう頑張りたい」とバリチェロ。
「レイアウトの点でいえばあのトラックは最高だし、僕らのパッケージにぴったり合うと思う。オーバーテイクのいいポイントも何カ所かあるしね。高い気温と湿度のせいで身体的な要求が多いレースであることも確かだが、対策はばっちりできている。(バーレーンより)ずっといいレースができると思うよ」