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GPMA「エクレストンとの話し合いは順調」

2006年3月9日

 F1の自動車メーカー連合、GPMAは、F1総帥であるバーニー・エクレストンとの話し合いは“正しい方向”に向かっており、新シリーズの立ち上げを見送るべく話し合いが続いていると述べた。

 BMW、ルノー、ダイムラークライスラー、ホンダ、トヨタの5社は、F1からの興行収入などを巡りエクレストンと対立、自らの新シリーズ立ち上げをほのめかし、いまだに現行のコンコルド協定の延長に同意していない。メーカー側の望みは、収益分配の大幅アップのみならず、F1運営の発言権にも及んでいる。
 メーカー側は、今週末に開かれる開幕戦バーレーンGPの前にもエクレストンと話し合う予定だ。しかし、GPMAの広報担当者がロイター通信に語ったところによれば、その会談中に何らかの合意に達する見込みはなさそうだという。
「今週末、確かに商権所有者(エクレストン)と話し合う予定でいる」と広報担当者。
「飛躍的な前進を遂げているし、いくつかの未解決問題に取り組みたいと思っている」
「だが、その結果を予測するのは早すぎる。我々としてはあれこれと憶測したくはないのだが、物事は正しい方向へと向かっている」
 今週初めに英デイリー・テレグラフ紙が伝えたところでは、エクレストンは今週にも両者が合意に達することを望んでいると語ったという。また、FIA会長のマックス・モズレーも、F1の将来的な方向性を決定づけるためにもメーカー側ができるだけ早く将来のF1への参戦を正式に決めてくれることを熱望している。




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