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ビルヌーブ「ペナルティには納得いかない」

2005年10月14日

 ファン−パブロ・モントーヤとジャック・ビルヌーブは、最終戦中国GPを前に鈴鹿での接触事故に関し質問を受け、二人とも事故は自分のせいではないと主張した。
 今季最終戦を前に、上海で行われた木曜の記者会見で、モントーヤとビルヌーブは隣り合って座っていた。鈴鹿の1周目の終わりに起きた事故で、モントーヤはリタイアを余儀なくされ、ビルヌーブはレース後に25秒のタイムペナルティを課せられた。この事故の件が話題となり、ビルヌーブは自分の責任を否定した。
「ファン−パブロがウォールに当たっているのが見えた時、ちょっと驚いたよ」とビルヌーブ。
「レースをしていてコーナーを通過するときに、相手にスペースを残してやるのは、相手が横に並んでいる時だけだ。もし相手がまだ後ろにいるのなら、こっちはただ自分のラインを取って、相手が引き下がるはずだと考える。だって、相手はコーナーを取っていないんだからね。それだけさ。僕はストレートに集中していたし、ストレートに出た時にミラーを見たら、彼がウォールにいたのでちょっと驚いた。ファン−パブロは、コーナー出口までに僕に並べると判断したんだろうね……」
 ビルヌーブはまた、自分にこの事故の責任があるとしたスチュワードの判断に失望したと付け加えた。
「僕はこれまでのレース人生でずっと、自分が何か間違ったことをしたときには、いつだってその責めを受け入れてきた。でも今回は、責めを受け入れられないし、とてもとてもガッカリしている。なぜなら、こうなったら次は、誰かがオーバーテイクを仕掛けてきたら、ストレートの真ん中でスピードを落として前に出してやらなくちゃならないということになってしまう。それはちょっと危険だと思う。ストレートの真ん中で相手を芝生に押し出すドライバーが出てきて、それに対して何のお咎めもなし、なんてことになったら特にね。というわけで、あの裁定はちょっと承服しがたい」


 しかしモントーヤとしては、ビルヌーブに下されたペナルティが十分ではないと感じているという。
「ルールが全員に一貫しておらず、判断がとても難しい。彼は、ある意味ではペナルティを受けたわけだけど、ある意味では受けてないとも言える。12位でフィニッシュして、25秒のタイムペナルティだよ。それが何だっていうんだ? 何も変わりやしない。ちょっと馬鹿げてるじゃないか。12位でフィニッシュした者に、ポジションを1つ落とすようなペナルティを下すなんて。13位だぜ」
「僕はジャックと並んでいたと思う。僕がシケインから出た時、彼がコースを横切ってきて僕をブロックしたんだ。僕は違う方によけた。押し出された時には彼の横にいたんだ。どうでもいいよ。そういうこともあるさ。彼は僕が見えなくて、見えた時には遅すぎたというけど……僕は、ホイールが触れないようにしたんだ。ホイールが接触したら、グランドスタンドかどこかに飛び込むことになるだろう。僕は、グランドスタンドに飛び込むよりはウォールで終わる方がいいからね」


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