[Honda]第18戦日本GP プレビュー
2005年10月4日
2005年F1世界選手権を締めくくる最後の2戦はアジアで戦われる。そして第18戦日本GPはシルバーストーンと並び、B・A・R Hondaにとって「もう一つのホーム・グランプリ」というべきものである。さらに今年の鈴鹿は、B・A・R とHondaがパートナー関係を結んでから100戦目という記念すべきレースとなる。
今季最後の2戦に向け、チームは先週スペイン・ヘレスにおいて2日間のテストを行った。2台のマシンを駆ったのは、第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンと、ヤングドライバープログラム所属のジェームズ・ロシター。ハイダウンフォースの求められる鈴鹿に向け、B・A・R Honda 007の最新バージョンの空力パッケージや冷却、ブレーキシステムなどをテストした。またヘレステストには、2004年度IRLチャンピオン、トニー・カナーンもチームに合流。初のF1マシン走行を存分に堪能した。
Honda所有のサーキットである鈴鹿は、ドライバーの腕が試されるコースとしてあまりにも有名である。18のコーナーで構成される8の字型のコースレイアウトは、他のグランプリサーキットには見られないユニークな形状だ。高速コーナーを抜けて、S字を駆け上がり、スプーンから130Rへと続くコースは、難易度の高さで屈指と言える。オーバーテイク・ポイントとしては、時速80km近くまで急減速する最終シケイン、第1コーナー、そして場合によってはヘアピンコーナーなどが挙げられる。
■ジェンソン・バトン
「鈴鹿はHondaのホームサーキットと言うこともあって、特別なコースだよ。僕はこれまでも多くの声援をもらってきたけれど、B・A・R Hondaに移籍して以降は、それはさらにすごくなった。鈴鹿でのレースがすごく楽しみだし、ブラジルでペースアップ出来なかった問題が解決されれば、マシンは十分に速いはずだ。鈴鹿は肉体的にも精神的にもタフなコースだ。ドライビングには特別の正確さと、安定した速さが求められる。難しさはピカイチだけど、間違いなく僕のお気に入りのサーキットの一つだよ」
■佐藤琢磨
「多くの点で、日本GPは特別なレースです。鈴鹿は自然の地形を利用した絶妙のレイアウトが大好きですし、何より週末の雰囲気は最高です。各コーナーのコンビネーションは、ものすごく難易度が高い。でも同時に、走っていて最高に楽しいですね。ここは低速から高速まであらゆるコーナーがあり、ここ独特の8の字型のコースレイアウトを構成していますから、マシンのセットアップがとても重要です。1、2コーナーからS字にかけてのハンドリングバランスも重要です。この間ほとんどコーナリングの連続ですから、セットアップが決まらないとタイムロスしてしまいます。鈴鹿に帰ってくる時は、いつもエキサイティングですが、母国の大観衆の前で走ることをとても楽しみにしています」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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