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[TOYOTA]F1第18戦日本GP トヨタの母国GPで表彰台目指しフルアタック

2005年10月2日

 F1の歴史の中で最多レースを戦ってきた2005年シーズンも終幕が近づき、第18戦となる日本GPを迎える。F1世界選手権に参戦してからの4年間で、最も成功したシーズンを過ごしてきたパナソニック・トヨタ・レーシングは、トヨタの母国で、多くの従業員、そして地元ファンの前で有終の美を飾るべく、日本GPへと凱旋する。ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハーの2人は、強力な“鈴鹿スペシャル”スペックのRVX-05エンジンの力を得て日本GPの週末へ臨む。この“鈴鹿スペシャル”エンジンは、トヨタのF1参戦におけるV10エンジンの集大成であり、2006年からは新たなV8エンジンへと引き継がれる。母国グランプリを前に、10月2日(日)には、東京・臨海副都心のMEGAWEBで“TF105”のデモランを披露。詰めかけた5千人のファンに闘志を語ったラルフ・シューマッハーとリカルド・ゾンタ、そして、昨年は暫定ポールポジションを獲得したヤルノ・トゥルーリは、現在の選手権ポイント81点を増加させ、コンストラクターズ選手権での4位のポジションをより確実なものとするために挑戦する。

 ヤルノ・トゥルーリのパナソニック・トヨタ・レーシングにおけるデビュー戦は、昨年の日本GPであった。今年の日本GPでは、より素晴らしい結果を得てくれることだろう。

ヤルノ・トゥルーリ:
「鈴鹿は素晴らしいテクニカルサーキットだ。多彩なコーナーが混在し、他のサーキットよりもセットアップが重要になる。パナソニック・トヨタ・レーシングにとってもうひとつのホームGPであり、ここで好成績を挙げられれば言うことはない。日本のファンは熱心で、特に日本のチームのために戦うドライバーには、本当に多くの声援をしてくれる。私は昨年の日本GPが、パナソニック・トヨタ・レーシングでのデビュー戦であり、雰囲気は経験しているが、昨年は、悪天候により土曜日の予選が日曜日に延期されてしまうという、特殊な週末であった。しかし、あれから我々は大きく進歩した。今年は、より高い目標を掲げて日本GPへと臨むことが出来る。表彰台獲得のチャンスもあるはずだ。そして、それが実現すれば、素晴らしいシーズンの終幕を迎えられるだろう」


 ラルフ・シューマッハーはF1の世界へ入る前に、フォーミュラ・ニッポンで戦っており、日本を良く知っている。そして、知り尽くした“ホーム”でのレースを楽しみにしている。

ラルフ・シューマッハー:
「私は、日本の熱狂的なファンを前に、トヨタのドライバーとして日本GPを戦うことを本当に楽しみにしている。鈴鹿はF1へとステップアップする前に私が戦っていた、日本のサーキットであり、良く知っている。そしてまた、F1カレンダーの中でも好きなコースのひとつである。コーナーが上手く配置され、全てのドライバーにとって大きな挑戦となる。今シーズン、我々が比較的ハイスピードなコースで好成績を挙げてきたことを考えれば、鈴鹿でも強力なパフォーマンスを発揮出来るはずだ。また、日本のF3000選手権で1996年にチャンピオンを獲得しており、日本は良い思い出のある国だ。そして、日本を訪れることはいつも楽しみにしている。鈴鹿に詳しいということは、例えばウェットレースになった時、どの部分が早く乾くかを予測したりも出来る。日本GPでは、絶対にポイントを獲得したいと考えているが、もしかすると、表彰台獲得も可能かもしれない」

 独特のレイアウトを持つ鈴鹿サーキットは、F1カレンダーの中でも、挑戦し甲斐のあるサーキットの一つとして知られている。それは、2人のドライバーだけでなく、全ての要素を持つ多彩なコーナーについてセットアップを詰めなければならないエンジニアにとっても同様だ。

マイク・ガスコイン:シャシー部門テクニカルディレクター
 「鈴鹿はとてもチャレンジングなサーキットで、ドライバーも、エンジニアも楽しめる。スパと同じくらい、多くが好んでいるサーキットだ。鈴鹿の人気の秘密は、贅沢に組み合わされたコーナーにある。高速かつトリッキーな130Rや、難しい第1コーナーをはじめとし、低速なヘアピンと、長く、2つの頂点を持つ左回りのスプーンコーナーなど多彩だ。そして、スパとは違い、長いストレートは無いので、高いダウンフォースを必要とする。実際に追い抜きの出来るチャンスは、周回の終盤に位置するシケインの進入のみだが、そこへ臨むために、接近したまま130Rを抜けるのは非常に困難であり、ドライバー同士の十分な信頼感が必要だ。加えて重要なことは、日本GPはトヨタのホームレースだということだ。我々は、強力な技術連携体制の下に戦っており、日本のトヨタの従業員は2005年シーズンの成功を共有出来ることを望んでいる。表彰台を目指し、万難を排して臨む」




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