ルノー、コンストラクターズ選手権のリードは明け渡す
2005年9月27日
ブラジルGPでフェルナンド・アロンソがドライバーズ世界選手権の初栄冠に輝き、ルノーにF1参入以来初となる同タイトルをプレゼントした。しかし、アロンソとジャンカルロ・フィジケラのふたりは、コンストラクターズ・チャンピオンシップ1位を守りきれず、マクラーレンに2ポイントのリードを許してしまった。
個人タイトルを決めるのに必要な3位というポジションに向かって悠々と走っていたチームメイトに比べ、フィジケラは複雑なレース展開に苦しんでいた。彼はオーバーステアに悩まされて、速さを発揮できず、マクラーレンのキミ・ライコネンと戦うだけの力も存分に振るえなかった。
予選3番手からスタートしたフィジケラだったが、フェラーリのシューマッハーがその卓越したマシンさばきで優位に立ち、ピットストップで逆転、フィジケラは5位でフィニッシュした。
ルノーのエンジニアリングディレクター、パット・シモンズによれば、チームは常にコンストラクターズ争いを一番に考えてはいたけれど、アロンソが個人タイトルを制覇した今こそ、マクラーレンを倒すことだけに集中できるという。
「これからは、コンストラクターズ・チャンピオンシップに100パーセント専念できる」とシモンズ。
「マクラーレンが我々よりも速いことに疑いの余地はなく、僅かな差とはいえ、今日(25日)、(コンストラクターズ・チャンピオンシップの)リードを手放してしまった。だが、チームは必死にマシン開発とスピードアップに取り組んでおり、エンストンとビリー、両ファクトリーの開発のおかげで、間違いなく彼らマクラーレンにより近づくことができた。我々は、中国GPが終わる最後の最後までマクラーレンとの戦いに専念するつもりだ」
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※イタリアGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※イタリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

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