F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

[TOYOTA]F1第17戦ブラジルGP決勝 R.シューマッハーが8位ポイント獲得

2005年9月26日

 9月25日(日)、F1第17戦ブラジルGPの決勝レースがブラジル・サンパウロ近郊のインテルラゴスで行われた。夜半から朝まで降り続いた雨はやんだものの、コース上にはウェット部分が所々残る状態で、気温22度、路面温度24度、湿度64%というコンディションの下、午後2時に決勝レースがスタート。10番手グリッドから好スタートを切ったラルフ・シューマッハーは、ポジションを上げ、9位で序盤戦へ。その後も着実な走りを見せ、終盤には前を行くJ.バトン(BARホンダ)を追い上げたが、惜しくも逆転はならず8位でフィニッシュ。ポイント獲得を果たした。一方、予選前のエンジン交換により16番手と後方からのスタートを余儀なくされたヤルノ・トゥルーリは、スタート直後に目前で発生したクラッシュによる混乱を上手くかわし、15位から追い上げを開始。ペースの上がらない先行車に阻まれるなど苦戦を強いられ、最終周にはエンジンの不調に見舞われストップ。13位でレースを終えた。

 優勝は、ファン・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)であった。

ラルフ・シューマッハー:
「かなり厳しいレースであった。昨日からタイヤの問題を抱え、レースへ向けて、その問題を補うために、ウィングに頼らざるを得なかった。しかし、レース中も、非常に運転は困難で、特にレース序盤は顕著であった。レース中盤からは少し良くなり、ややハードに攻めることが出来た。C.クリエン(レッドブル)が私よりも先にピットインすることは分かっていたので、彼のすぐ後のポジションをキープした。幸運にも、K.ライコネン(マクラーレン・メルセデス)にコースを譲った時にも、それほどタイムをロスせずに済んだ。最終的に、1ポイントではあるが獲得出来たことで良しとしなくてはならない」


ヤルノ・トゥルーリ:
「全てが上手く行かない週末となってしまった。まず、昨日エンジン交換を余儀なくされ、10グリッド降格となったのが始まりだ。そしてスタートでは、直前で接触し、スピンした前走車を避けなくてはならなかった。私にとってのレースは、最後の数ラップだけであった。その数ラップだけ、渋滞に阻まれることもなく、納得行くラップタイムで走ることが出来た。それ以外の周回でも我々は速かったが、唯一の追い越しポイントであるストレートでは、前走車をパスするに十分な速さはなかった。忘れてしまいたい週末となってしまったが、2週間後の鈴鹿ではもっと活躍出来ることを望んでいる」

高橋敬三:技術コーディネーション担当ディレクター
「予想通り厳しいレースとなったが、何とかラルフ・シューマッハーが8位に入賞し、ポイントを獲得してくれた。ヤルノ・トゥルーリはスタート後の1コーナーでのアクシデントを避けるために、順位を落としてしまった。その後はずっと遅い車に阻まれてしまい、ポテンシャルを十分発揮出来なかった。次戦鈴鹿では、さらに性能を向上させるべく、これからも全力で改良を進める」

冨田 務:TMG会長 兼 チーム代表
「ラルフ・シューマッハーがポイントを獲得してくれたことは良かったが、本来は、さらに上位を目指せたはずだった。予選で彼はタイヤに恵まれず、アンダーステアに苦しんでいた。今回のようなことが起こったのは非常に残念だが、ミシュランとトヨタの、長年に渡るレースでの強力且つ密接な関係によって、このような事態は二度と繰り返されないと信じている。ラルフ・シューマッハーはレースでのバランスに苦しみながらも、追い上げを見せ、本当によく戦ってくれた。ヤルノ・トゥルーリにとっては、フラストレーションの溜まるレースとなってしまった。最初のコーナーでA.ピッツォニア(ウィリアムズBMW)を上手く避けたが、追い越しの難しいサーキットで、そのチャンスに恵まれないまま、レースのほとんどを先行車に阻まれて費やすことになってしまった。コンストラクターズ選手権で3位を争うのは非常に難しくなったが、我々は諦めずに挑戦を続ける。そして、2週間後に迫ったホームGPの日本GPで、最高のパフォーマンスを披露出来ることを熱望している」




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号