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ブラジルGP、モントーヤが優勝。3位表彰台でアロンソがタイトル獲得

2005年9月26日

 F1ブラジルGPの決勝はマクラーレンのファン-パブロ・モントーヤが優勝。2位にチームメイトのキミ・ライコネンが入りマクラーレンの1-2となったが、3位にルノーのフェルナンド・アロンソが入賞し、史上最年少のタイトル獲得となった。

 FIAの発表では気温24℃、路面温度22℃というブラジルGPのコンディション。ジャック・ビルヌーブはピット、ティアゴ・モンテイロもフォーメーションラップからピットインして2台がピットスタート。
 シグナルが消え、レースがスタート。ポールのフェルナンド・アロンソがトップの座を守ったまま、1コーナーへ。続いてファン-パブロ・モントーヤ、ジャンカルロ・フィジケラ、ポジションを上げたキミ・ライコネンが4番手とタイトルを争うルノー、マクラーレンが交互に並ぶ。一方、スタート時のストレート中団で接触が起こりアントニオ・ピッツォニアとデイビット・クルサードがストップ、セーフティーカーが導入される。トップ4はアロンソ、モントーヤ、ライコネン、M.シューマッハーの順番となる。
 この接触でマーク・ウエーバーも巻き込まれ、ピットに戻ってマシンのチェック、修復を試みたが、ウエーバーはマシンから降りてしまう。後に次戦鈴鹿での予選アタック順を良くするために走り出すが、24周遅れと苦しい状態。

 セーフティーカーがコースから出ると、バトル再開。アロンソにモントーヤが迫り、激しいトップ争いを展開し、見事にモントーヤがパスしてトップに立つ。するとモントーヤはスパートをかけ、10周が過ぎるとアロンソに対して4秒ものリードを築くことに成功。ライコネンはそのアロンソの2秒後方につけ、さらに2秒後にフィジケラというオーダーとなる。
 最後尾スタートの佐藤琢磨は11番手まで順位を回復。ジェンソン・バトンは“マクラレーンとルノー以外”のトップとなる5番手につけるミハエル・シューマッハーの5秒後方の6番手。ラルフ・シューマッハー9番手、ヤルノ・トゥルーリは12番手という日本チームの序盤戦の順位。


 最初のピットインはマッサの17周目。マッサはチームメイトのビルヌーブの後方で復帰する。アロンソがスピードアップしてモントーヤとの差を詰めると22周にピットイン。そのあとフィジケラもピットに向かい、早めのピットインのルノーと粘るマクラーレンと戦略が分かれる。ルノーの2台はピットを終え、アロンソ5番手、フィジケラ7番手。3番手となったM.シューマッハー、4番手バトンがピットに入り、アロンソは3番手となるが、M.シューマッハーはフィジケラの前でレース復帰に成功し、フィジケラ5番手。
 トップのモントーヤがピットイン、これでライコネンが先頭。2番手で復帰したモントーヤに対して20秒のリードを得た。そして31周目、ライコネンがピットインし、10秒ほどのストップでモントーヤの後でレースに復帰する。

 32周目、トゥルーリがピットインし、佐藤琢磨、ビルヌーブの3台のみがピットインを行っていない状態となり、ここでの順位はモントーヤ、ライコネン、アロンソ、M.シューマッハー、フィジケラ、琢磨がトップ6。この後にバトン、ルーベンス・バリチェロ、クリスチャン・クリエン、R.シューマッハーが続く。34周目にビルヌーブがピットインを行う。
 マクラーレンは1-2状態であるが、アロンソが3位でドライバーズタイトルは決定となる。他のチームの助けを借りたいところだが、3番手アロンソと4番手M.シューマッハーの差は37周終了時点で16秒強とアロンソが圧倒的有利な形勢でレースが続く。
 琢磨が一番最後となる37周目にピットインし10番手でレースに復帰。背後0.3秒にはトゥルーリがつけ、さらにはフェリペ・マッサと続き、ストップ回数が違うとは言え、気が抜けない。

 44周目、バリチェロがS字でバトンのインに飛び込み、立ち上がりでアウトからかぶさるように前に出て、6番手のポジションをもぎ取る。2回目のピットストップのタイミングとなり上位陣で早めに動いたのは、48周目の3番手アロンソ。レースにはフィジケラの後5番手で復帰。今度はフィジケラがピットへと向かう。
 モントーヤ、M.シューマッハー、トゥルーリが54周目にピットインを行う。これでトップライコネン、2番手に復帰したモントーヤ、アロンソとトップふたりのポジションが逆転。あとはライコネンがピットにいつ入るのかに注目がかかる。またトゥルーリに続いてビルヌーブもピットに入り、琢磨の後方に余裕ができ、前との差を詰めることに集中できるようになった。




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