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ベルギーGPフリー走行3回目、アロンソvs.ライコネンをトヨタ・トゥルーリが追いかける

2005年9月10日

 F1ベルギーGPは最後のフリー走行が行われ、急回復した天候のため、その前に行なわれた3回目のフリー走行よりもトップタイムは2秒更新。ルノーのフェルナンド・アロンソが1分46秒307で最速となった。2番手にはマクラーレンのキミ・ライコネンが着け、タイトルを争うふたりが1、2番タイムで予選を迎える。トヨタのヤルノ・トゥルーリが3番手、ラルフ・シューマッハーは6番手とトヨタ勢は好調さをアピール。またBARのふたりはジェンソン・バトンが7番手、佐藤琢磨が8番手となった。

 セッションが始まるとフェラーリのルーベンス・バリチェロが2周のインスタレーションラップを行い、そのままフルラップ走行を開始。天候はすっかり回復し、気温が20℃、路面温度22℃というコンディションでバリチェロのタイムは1分52秒007。チームメイトのミハエル・シューマッハー、BARの佐藤琢磨、ジェンソン・バトンらに加え、ルノー、ザウバー、トヨタ、ジョーダンも2台ともが走り、ほとんどのチームが走行を行っている。
 開始10分が過ぎ走っていないドライバーはマクラーレンのファン-パブロ・モントーヤのみとなる。タイムは49秒台にまですぐ上がり、開始15分の時点でマクラレーンのキミ・ライコネンが47秒へと突入し、1分47秒511を記録。2番手ルノーのジャンカルロ・フィジケラは1分48秒658、3番手はトヨタのラルフ・シューマッハーで1分49秒305で以降、9番手ジャック・ビルヌーブ(ザウバー)までが49秒台となる。

 佐藤琢磨はひとまず1分49秒923で9番手のタイム、バトンは50秒221で12番手。ようやく走り出したファン-パブロ・モントーヤは最初のフルラップで1分47秒463をマークして、トップタイムをマークしてマクラーレンの1-2体制をフリー走行3回目に続いて再び築き上げる。開始20分が経ち、47秒台はマクラーレンの2台のみだが、48秒台に入った選手はフィジケラ、フェリペ・マッサ(ザウバー)、M.シューマッハーの3人となる。


 45分のセッションが後半に入り始めたところで、ルノー勢が動き出す。フィジケラが47秒420でトップに立つと、アロンソもアタック。タイムは1分46秒920で唯一の46秒台にをマークする。BARのふたりもタイムアップを果し、48秒台の混戦の中で上位を占め、47秒台まであとちょっとのところまで迫っている。
 このタイムを見てライコネンも動き出すが、アタック中にバスストップ・シケインでラインを外れ失敗、ピットへと戻る。これに続いてアタックしたモントーヤは見事にタイム更新、1分46秒858をマーク。これを見て、アロンソ、フィジケラが再び走り出す。注目を集める中、アロンソが記録したタイムはモントーヤのタイムを塗り替える1分46秒307。そして琢磨もタイムアップ、1分47秒507まで上げると、バトンも47秒419と3番手にまで浮上する。トヨタのヤルノ・トゥルーリもタイムを大きく更新し、2番手となる1分46秒681をマークする。

 いよいよセッションは終わるというところで全車がコース上に出て走行、順位が動き出す。トゥルーリに続きR.シューマッハーもタイムアップ、ライコネンは2番手へと浮上。46秒台がトップアロンソから4番手モントーヤまで、47秒台は5番手フィジケラから10番手ルーベンス・バリチェロまで、48秒台はウイリアムズのアントニオ・ピッツォニアから16番手クリスチャン・クリエン(レッドブル)まで、ミナルディの2台は49秒台、ジョーダン勢は50秒、51秒というタイムで各陣営が予選へと挑むこととなった。
 セクタータイムは最高はセクター1、3がアロンソ、2がトゥルーリでルノー、マクラーレンの戦いに、トヨタのトゥルーリがからんで面白い展開が見られそうだ。




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