トゥルーリ、「レースで遅い」の声に反論
2005年9月8日
先週のイタリアGPで5位入賞を果たしたトヨタのヤルノ・トゥルーリは、あれ以上の結果は出せなかっただろうと述べた。また、“レースで遅い”という批判をしばしば受けることについて、不当であると主張している。
今シーズン、トゥルーリは、予選で好位置に付けながらレースで順位を落とすというシーンを何度か見せている。しかしモンツァでは、彼より燃料を軽くして前方グリッドでスタートしたBARの2台を抜き去り、最終的にマクラーレン勢とルノー勢に次ぐ5位を獲得した。
チームメンバーたちは彼の2度目のピットインは予定どおりであったと主張している。しかし、トゥルーリは、もし彼が望んだ周回よりも1周早くピットインしなかったら、ルノーのジャンカルロ・フィジケラの前にとどまれたかもしれないという。
「あれ以上の結果は望めなかったよ」トゥルーリは英クラッシュネットに対し、そう語った。
「ルノー相手に懸命に戦ったけど、残念なことに、チームが僕を1周早くピットに呼び寄せたんだ。あれは大きな間違いだった。そのせいでポジションを落としてしまったからね。チーム内で考えられた戦略だった。ラルフ(シューマッハー)は2周分長く走ったし、僕ももっと長く走れたはずなのに、チームはそう望まなかった」
「残念だよ。僕はルノーと戦っていて、先行していたんだから。そう、ルノーは僕らよりも速い。だけど、僕は3位を狙おうとしていた時だったのに、それを断念せざるを得なくなった。さらに、(マクラーレンの)キミ・ライコネンにも前に出られた。彼は僕よりも2秒近く速かったから、抑えこむのはほとんど不可能だった」
「自分のレースについてはとても満足している。自分でもものすごくいい仕事をしたと思っているんだ。嬉しい結果だし、5位と6位でチームに貢献できて、すごく良かった。これでフェラーリとの差はわずか8ポイントになったから、まだ彼らに追いつく可能性がある」
さらに彼は、自分が予選で優れたパフォーマンスを見せるせいで、常に彼より後方からスタートしているチームメイトよりも自分の方に批判が集まるのだと述べた。
「同じ話ばかり繰り返される」トゥルーリはため息をついた。
「皆は、“トゥルーリは予選では速いけど、レースではそうじゃない”って言う。だけど、問題は、予選でクルマをいいポジションに持っていっても、そのクルマが(決勝で)同じ速さを維持できないということだ。予選で好位置につけたドライバーの方が、グリッド後方のドライバーよりも悪く見られがちなんだ」
「後方にいるマシンは、とりあえず僕よりも遅いんだ。だけど、僕の後ろに長蛇の列ができてしまうせいで、僕がバカみたいに見えるんだろう。それで、こういう批判が繰り返されるわけだけど、基本的には事実じゃないよ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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