[Honda]ハンガリーの勢いを持続して初開催のトルコGPに臨む
2005年8月17日
つかの間の夏休みを終えて、B・A・R Hondaはシーズン残り6戦を戦うべく、戦線へと復帰する。
4戦連続のポイント獲得、そして前戦ハンガリーGPでは、ジェンソン・バトンが5位、佐藤琢磨が8位と今季初めてのダブル入賞を獲得。チームとしてはこの勢いを持続して、初開催のトルコGPに臨みたいところだ。
舞台となるイスタンブールは、ボスポラス海峡に隔てられた2つの地域からなる古都である。海峡の南にはマルマラ海、北には黒海が広がっている。都市部の大部分を占めるイスタンブール西側がヨーロッパ地区、東側がアジア地区と呼ばれている。またヨーロッパ地区内は、歴史的建造物の建ち並ぶ南部と、近代的な北部とに分かれている。
B・A・R Hondaのジェンソン・バトンと第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、この4月にイスタンブールと、完成間近だったオートドロームサーキットを訪れる機会に恵まれている。
■ジェンソン・バトン
「このサーキットのレイアウトには、本当に強い印象を受けた。デザインは素晴らしいし、最高のレースができると思うよ。ドライバーの目で見ると、いたるところにあるアップダウンが、このサーキットの大きなポイントになりそうだ。限界で攻めている予選アタックの時や、前のクルマを抜こうとギリギリまでブレーキングを遅らせようという時、ほとんど先の見えないコーナーは、かなり攻めあぐねそうだ。観客にとっても、エキサイティングなシーンを見られると思うよ。レースの週末を待ちきれない気持ちだけど、でもここはシーズン中3つある反時計回りのサーキットの一つで、肉体的には厳しい。それに何と言っても8月のイスタンブールは信じられないくらい暑いしね」
■佐藤琢磨
「新しいグランプリを戦うのは、いつでも興奮します。ましてやトルコは、僕が一度も訪れたことのない国ですしね。いろいろなデータを見る限り、サーキットは素晴らしいようですね。平面的な写真からは、具体的にどんな感じかなかなか分かりませんから、とにかく現地に到着したら実際に歩いてみようと思っています。夏休み中はゆっくり休んで、身体を鍛えることに専念できました。この週末はかなり暑く、肉体的に厳しいレースになるでしょうから、トレーニングの成果がさっそく出ることでしょう。シーズン終盤に向けて好パフォーマンスを発揮できる、そのきっかけとなるレースにしたいと思います」
■ジル・ド・フェラン(B・A・R Hondaスポーティングディレクター)
「皆が待ち望んでいた3週間の夏休みを終え、チームは新たな気持ちで今週末のレースに臨むことができる。初開催のトルコGPを戦うことを、本当に待ち遠しい思いでいる。今年初めにサーキットを訪れたジェンソンから聞いたのだが、コースレイアウトは非常にユニークで、かつ攻めがいのあるものらしい。見応えのあるシーンが、続出するはずだ。チームはシミュレーション技術を総動員し、ダウンフォースレベルや最適なギアレシオ、サスペンションセットアップなど、ドライバーが最高の走りのできるよう準備を重ねてきた。シミュレーションということでは、ミシュランの大変さも想像にあまりある。一度も走ったことのないサーキットに向けて、最適のスペックのタイヤを準備しなければいけないのだ。ミシュランそしてHondaは、このレースに備えて膨大な量の宿題をこなしてきた。だから金曜日の初走行が、楽しみで仕方がない」
■中本修平(Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター)
「ハンガリー以来、実走テストができていませんが、エンジン開発は日英両国のベンチで継続して行われています。シーズンのここまで満足すべき進化が達成できていますし、残り6戦もこの調子で手を休めず続けていくつもりです。トルコは今シーズン中屈指の暑いレースになるでしょう。新たなコース、新たな経験はいつでも歓迎ですから、今週末を非常に楽しみにしています」
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)