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[Honda]イギリスGPに向けて最後の準備

2005年7月7日

 前戦フランスGPを戦い終えたLucky Strike B・A・R Hondaチームは、英国ノーザンプトンシャー州のチームファクトリーに戻り、ホームGPとなる今週末のイギリスGPに向けて最後の準備に取りかかった。チームは同GPに向けてのテストを、舞台となるシルバーストーン・サーキットで6月に実施し、空力テストやタイヤ評価などを精力的にこなす傍ら、タイム的にも良い結果を出している。

 シーズン11戦目となるイギリスGPは、また今シーズン中に4回設定されている2連戦のうちの3回目でもある。前戦フランスGPでは、ジェンソン・バトンが4位入賞を果たしており、続くシルバーストーンに向けても期待は高まっている。

 ホームGPでは、いつも以上の好結果を出したいと願うのはどのチームでも同じである。シルバーストーン近くに本拠地を構えるB・A・R Honda、そしてイギリス人ドライバーのジェンソン・バトンにとってもそれは同じである。バトンと佐藤琢磨の2人は、先月行われたグッドウッドフェスティバルで大観衆の歓迎を受けた。チーム自体の人気も想像以上もので、イギリスGPの熱狂の前哨戦といった趣だった。

 前身は飛行場であったシルバーストーン・サーキットは、F1マシンの爆発的な走りを受け止めてくれる、数少ないグランプリコースの一つである。昨年の劇的な展開を思い出すまでもなく、ここが全19戦中もっとも重要なGPの一つであることは、間違いない。追い抜きの難しいコースレイアウトという批判はあるものの、ここを走るのは実にスリリングである。時速290kmで進入するベケッツコーナーは、今やこのサーキットでもっとも高速のコーナーとなった。逆にヴェイルからクラブへと抜けていく左コーナーはもっとも遅く、その速度は時速80km程度である。シルバーストーンはかつて交通アクセスが悪く、大渋滞を引き起こしてきたことを非難されてきた。しかし3年前に周辺道路が大改修されたことで、この問題にはほぼ完全にピリオドが打たれている。


ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「フランスで今季初入賞を果たし、その勢いを今週末のシルバーストーンでも持続したい。ここは高速コースであり、我々のマシンには合っているはずだ。今回特に新しいものは投入されないが、前戦から最新型のエンジンを搭載しており、前回のシルバーストーンテストで試した空力パッケージも期待できる。変わりやすい天候はここの名物だ。おかげでレース中のピットでは、非常に面白いショーとなったりする。ここはジェンソンの、そして我々のチームのホームGPだ。それだけにいつもよりプレッシャーもかかるが、地元ファンの大歓声を前に、一層頑張ろうという気持ちも湧いてくる。ファクトリーはすぐ近くだし、周辺にスタッフの多くが住んでいる。決勝レースは大勢が応援に駆けつけてくれるだろう」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「マニクールで投入した最新スペックのエンジンは、期待通りの性能を発揮してくれました。この週末のレースでも、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。Hondaからも大勢が応援に来てくれると思います。最高の結果を披露できるよう頑張ります」


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