[Honda]バトン4位入賞で今季初ポイント獲得、佐藤は11位完走
2005年7月4日
フランスGP決勝レースで、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは4位入賞。佐藤琢磨はレース序盤は上位争いを繰り広げたものの、コースオフを喫するなどして順位を落とし、11位に終わった。
前日とは打って変わって、雲一つない晴天となったマニクール・サーキット。午後2時のレース開始時には、すでに気温は30℃、路面温度は51℃まで上がった。4番グリッドの佐藤はスタート直後にR・バリチェロ(フェラーリ)に先行され5番手に、バトンも一つポジションを落とし8番手で、それぞれ上位入賞を目指し先行車の追走に入った。しかしレースの序盤戦は、ポールシッターのF・アロンソ(ルノー)がレース開始早々から独走を見せ、後続を引っ張る状態で進んでいった。15周目に最初の給油に入った佐藤は、一時は11番手まで順位を落とすが、バリチェロをヘアピンで抜き去るなど果敢な走りで6番手に。そのまま5番手のJ・トゥルーリ(トヨタ)の猛追に入った。26周目のヘアピンで仕掛け、インに並んだものの、そのままコースオフ。グラベルに入ってしまい10番手まで後退する。バトンは7番手でバリチェロを追う展開となった。49周目に2度目のピットインを終えた後、バトンは4番手までポジションを上げた。そしてそのポジションを維持したままチェッカーフラッグを受け、今季初入賞。5ポイントを獲得した。佐藤は最後までポイント獲得を目指し走行を続けたが、前を走行中のマシンがグラベルで巻き上げた小石でスリップし、再びコースアウトを喫するなど、最終的に11位でレースを終えた。優勝はポールポジションからスタートしたF・アロンソ(ルノー)だった。
ジェンソン・バトン(5位)
「とても厳しいシーズン前半戦を過ごしてきた後だけに、ついにポイントを取れてすごく嬉しいよ。チームにとっては最高の結果になったし、これから先は良くなっていくだけだと思う。来週は僕らのホームグランプリのシルバーストーンだし、思いっきり加速していかないとね。今日はとても良い作戦を立てることができたと思うし、4位を獲得するため、チームは皆本当に一生懸命やったと思う。ただポイントを取っていくということではなく、もちろんそれは大事なことなんだけど、表彰台にいかに近づけたかが、今チームにとって大きな原動力なることだと思う」
佐藤琢磨(11位)
「バリチェロに抜かれてしまいましたし、完璧なスタートではありませんでした。でもレースの前半は、ヤルノ・トゥルーリやルーベンスとの接戦で、とてもエキサイティングでした。トゥルーリを抜こうとした後からグリップ不足になり、トラクションがかからなくなって、レース中に次第に悪化してしまいました。僕自身がポイントを取れなかったことはとても残念ですが、チームが5ポイントを獲得できてとても良かったです。来週のイギリスGPは、もっと良い走りを見せられると思います」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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