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[TOYOTA]トゥルーリが8位入賞、ラルフは追い上げ中無念のリタイア

2005年5月30日

 5月29日(日)、ドイツのニュルブルクリンク・サーキットで、第7戦ヨーロッパGPの決勝レースが行われた。このヨーロッパGPより、予選は1回に変更され、日曜日は決勝レースのみが行われることとなった。
 決勝レースは、午後2時、気温25度、路面温度45度、湿度51%という、昨日までに比べるとやや涼しいコンディションの中でスタートが切られた。4番手グリッドからスタートしたヤルノ・トゥルーリは、スタート直後の1コーナーでの混乱を上手くかわし、3位で序盤戦を開始したが、間もなくスタート前のクルー待避時間超過による、ドライブスルーペナルティを受けて順位を落とすこととなってしまった。しかし、粘り強く最後まで走り抜き、8位でフィニッシュ。貴重な1ポイントを獲得した。
 一方、8番手グリッドからスタートを切ったラルフ・シューマッハーは、スタート直後の混乱に巻き込まれ、ノーズを破損。すぐにピットインし、ノーズの交換を行ってコースに復帰したが、最後尾まで後退。その後、着実にポジションをアップしていったが、33周目に無念のスピンを喫し、リタイアを余儀なくされた。

優勝は、フェンナンド・アロンソ(ルノー)であった。

高橋敬三 技術コーディネーション担当ディレクター
「大変残念な結果となってしまい、ドライバーとファンの皆さんに申し訳ないと思っている。スターターの故障でエンジンが決められた時間までにかからず、ペナルティを受けてしまった。またラルフ・シューマッハーもスタート直後の混乱でフロントウィングを破損し、交換のためにピットインせざるを得なかった。もう一度気を引き締め直して、次戦のカナダGPに臨む」

冨田 務 TMG会長 兼 チーム代表
「期待通りとは言えないレース結果となってしまったが、ライバルのトラブルに助けられたとはいえ、ヤルノ・トゥルーリはポイント獲得という良い仕事をしてくれた。我々は最初から、今日の午後が厳しいものになることはわかっていた。スターティンググリッド上で、ヤルノ・トゥルーリのエンジンがかからず、スペアのスターターを用意して、規定時間内にグリッドから立ち去れなかったことが始まりだった。それによって、ドライブスルーペナルティを受け、ヤルノ・トゥルーリは8位以内入賞へはかなり遠い位置まで後退を余儀なくされてしまった。一方、ラルフ・シューマッハーは1周目の1コーナーでのアクシデントに巻き込まれてしまった。その後、追い上げを続け、前を行く佐藤琢磨を捉えようとして、スピンを喫してしまった。まだシーズンは長く、これからも、良い結果を得られることも、そうでないこともあるだろう。今回の結果を踏まえ、次のカナダとアメリカの2戦では雪辱を果たしたい」




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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