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クルサード「ミハエルとフェラーリの時代はまだ終わっていない」

2005年5月20日

 今季開幕から低迷するミハエル・シューマッハーだが、レッドブルのデイビッド・クルサードは、シューマッハーの時代は終わったという見方を否定した。
 クルサードは、昨今、フェラーリとミハエルの時代は終わったのではという見方が大勢を占めるなか、彼らの主な問題はタイヤにあり、今シーズンのレースはまだたくさん残っているため、復活する時間はたっぷりあると加えた。
 クルサードは、水曜日に行われたFIAプレスカンファレンスで、フェラーリの状態について尋ねられると次のように語った。「不調の原因はマシンでもドライバーでもなく、タイヤが主な原因だということは、誰の目にも明らかだ」
「イモラのレースが典型的だったと思う。シーズンはまだ長い。彼らが今シーズンの最後まで苦戦したら、“フェラーリの凋落”と記事には書けるかもしれないけれど、でも、不調の本当の原因は主にタイヤにあるはずだ。ミハエルの黄金時代が終わったとは思わない」
 クルサードに続き、ジャック・ビルヌーブも「デイビッドの言っているとおりだ」と言ったほか、ジャンカルロ・フィジケラやキミ・ライコネンもまた、同様の意見を示した。
「フェラーリのマシンはいまでもとても強い」とフィジケラ。「イモラのレースでは、他のチームより1.5秒も速かった。不調の主な原因の1つはタイヤだが、このままではいないと思う」
「フェラーリのマシンに僕らと同じミシュランタイヤをつければ、彼らは再びトップを走るだろうね」とライコネン。「僕も、彼らの問題はタイヤにあると思う。でも、彼らならレースに合う新しいタイヤをさっさと見つけて、優勝するかもね」




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