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BAR、スペインGP出場を目指し、民事訴訟へ?

2005年5月6日

 サンマリノGPでの車両の最低重量規定違反を問われていたBARは、スペインGPおよびモナコGPの2戦の出場停止という処分を下された。しかしチーム側はこれを不服として、レースに出場すべく何らかのアクションを起こすようだ。
 ヒアリングを終えたFIAは、BARに対しては、サンマリノGPでのジェンソン・バトンおよび佐藤琢磨の失格および、2戦の出場停止(および6カ月の執行猶予期間)の処分が下されたとの発表を行った。
 BARのふたりがサンマリノGPのリザルトから除外となったことで、マクラーレンのアレックス・ブルツが3位に繰り上がり、ポイント圏外だったマーク・ウエーバーとビタントニオ・リウッツィがそれぞれ7位、8位となり、ポイントを得る結果となった。
 しかしBAR側は、出場停止処分を覆すべく、アクションを起こそうとしているようだ。水曜にパリで行われたヒアリングでチームの弁護人を務めたデイビッド・パニック氏は、現在ロンドンにて対策を検討しており、おそらく民事訴訟を起こすことになりそうだ。しかし、スペインGPに出場するには、土曜午後の予選前までには何らかの手続きが完了していなければならない。
 チームボスのニック・フライはバルセロナのモーターホームで記者会見を行い、声明を読み上げた。
「BARホンダは、FIA国際裁判所の裁定結果に呆れている。そして、この裁定結果は、昨日のヒアリングの際の全ての内容に相反するものである。チームはマシンが現在のレギュレーションに合致するものであったことを証明し、そしてFIAはレギュレーションが明確でなかったことを認めている」


「BARホンダのマシンがサンマリノGPのいかなる時においても最低重量を下回っていないことをあらためて断言し、FIAもこの事実については疑問視しなかった」
「FIAが訴えた、故意の悪意に基づく行為がFIA国際裁判所によって否定されたにもかかわらず、このようなペナルティーが課され、我々は非常に不適切だと信じている」
「弁護士のアドバイスに基づき、我々はヒアリングの内容から見て今回の裁定は明らかに間違っていると認識しており、今後の対応策を検討している」
 さらにフライは、「我々の目標は今週末のレースに出ることだ」と明言した。
「どういった管轄に向け控訴を提出するかは決定していない。デイビッド(パニック)はロンドンの事務所に戻り、そこでは大勢の弁護士が待機している。英国で最高の──おそらく世界でも最高の──優れたスポーツ関係の弁護士たちが、現在我々のために作業を進めてくれている」
「彼らから今日にもアドバイスを受けられるはずだ。今週末にレースをするつもであれば、すぐにでも裁判所からの何らかの判決を得る必要がある。明日朝には欲しいところだ。予選には出場しなければならないから、明日の朝というのがデッドラインだと考えている」
 さらにフライは、BARはなんら間違ったことはしていないと重ねて主張した。
「我々のシステムは、明記されている規則に則ったものであると確信している」




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