[TOYOTA]ヨーロッパラウンド初戦で課題克服へ
2005年4月23日
F1世界選手権第4戦サンマリノGPの公式練習1回目と2回目が、イタリアのイモラ・サーキットで行われた。
パナソニック・トヨタ・レーシングは、ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハーに、テストドライバーのリカルド・ゾンタが加わり、3台体制でこの公式練習に臨んだ。
公式練習1回目は、午前11時から1時間にわたって、気温14度、路面温度26度、湿度41%と、好天ながら涼しい気候の下で行われた。開始早々にコースインしたリカルド・ゾンタは21周を走り込み、トップと僅差の2番手タイムをマーク。レースドライバーの2人は初期チェックのための走行のみ行い、ラルフ・シューマッハーが4周、ヤルノ・トゥルーリは1周の走行にとどまった。公式練習2回目は、2時間のインターバルを挟んで、気温16度、路面温度38度、湿度35%の中、午後2時から1時間行われ、課題の縁石対策及び、タイヤ選択のためにセットアップを続行。終盤に好タイムをマークしたリカルド・ゾンタが4番手。ヤルノ・トゥルーリは13番手、ラルフ・シューマッハーは15番手で、明日の公式練習と予選へと臨むことになった。
ヤルノ・トゥルーリ
「この週末へ向けて、いつもの金曜日と同じく、ミシュランタイヤの2種類のコンパウンドをテストした。午前中の公式練習1回目は初期チェックのため、わずか1周するにとどめ、走行距離を抑えた。しかし、午後の公式練習2回目では、やや多めに走ることとなった。これまで、イモラ・サーキットはトヨタにとって難しいサーキットであったが、課題の縁石越えについては、問題ないと感じられた。しかし、これで満足しているわけにはいかない。ポイント獲得へ向けて、全力を尽くしていく」
ラルフ・シューマッハー
「今日は難しい一日だった。週末へ向け、我々にはまだまだやらなければならないことがたくさんある。技術的な問題は何も起こらなかったが、グリップを得ることが非常に難しく、それが最初にやるべき作業となった。イモラの特徴でもある縁石に関しては、越えるときのフィーリングも良く、大きな問題ではなかった。しかし、最終的には良い選択が出来ると確信してはいるが、タイヤの選択は難しい。より良い結果を得るために、明日もプッシュを続ける」
リカルド・ゾンタ
「2回の公式練習を通して、多くの周回をこなすことが出来た。公式練習1回目の初めのうちは、なかなかグリップが得られなかったが、徐々にコンディションは良くなっていった。また、昨年ここを走った時と比べ、縁石を越えるときの挙動は改善されていることが感じられた。午後のロングランでは、やや誤った方向のセットアップをしてしまったが、その誤りから学ぶことが出来たことは良かった」
ディーター・ガス チーフ・レース・エンジニア
「TF105のすべてについて、全くメカニカルな問題は無く、意義ある1日となった。リカルド・ゾンタは、公式練習2回目にロングランを行い、タイヤ評価で成果をあげることが出来た。ただ、セットアップの方向性を多少間違えてしまい、午後のセッションでは、彼に苦しい走りを強いることになってしまった。一方、レースドライバーの2人は、最初のセッションは、走行距離を抑えるために、初期チェックのみを行い、午後のセッションでは、タイヤの比較作業を進めた。タイヤの選択は、我々が考えていたよりも決断を下すのは簡単ではなく、非常に慎重にデータを解析する必要がある。TF105は、相対的に悪くは無いが、我々は、明日までに、まだまだ改善出来ると思う。それほど可能性を秘めているということだ」
高橋敬三 技術コーディネーション担当ディレクター 「3台共に予定されたプログラムを順調に消化し、十分なタイヤデータが収集できた。車両バランスにはまだ改良の余地があるが、修正可能な範囲であり、タイヤ選択と共にしっかり明日に向けて準備を進める」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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