バーニー・エクレストンは、またもや予選フォーマットを変更しようとする動きを見せている。土曜と日曜のタイム積算による新システムは、とても評判が悪いためだ。
　英ガーディアン紙によると、エクレストンは、土曜の午後の1回の予選により、レースの前日にグリッドが決まるシステムに戻したいと考えている。
　さらに同紙の報道によれば、今週末イモラでヨーロッパラウンドが開幕するにあたり、予選はまたもや話し合いの議題になりそうだという。実際にどのくらいの期間で見直されるのかは明かされていないが、エクレストンとしてはできるかぎり早く変更したがっているとみられる。特に、テレビ局が、2004年に比べて予選の視聴率が落ちていることを報告しているからだ。
　レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、同紙に対して、変更が必要な理由は理解できると語った。
「このフォーマットは今のところあまり意味がないということに、多くの人が同意するだろう。土曜の午後に結果が出ないからだ」とホーナーは述べた。
　ちなみに、予選の問題は先週パリで行われたFIAの会合でも話し合われた。しかしフェラーリ、レッドブル、ジョーダンの3チームしか出席しなかったため、何の決定にも至らなかった。

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