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[TOYOTA]ポイント2位を携えて難コースへ挑戦

2005年4月19日

 ヨーロッパから離れた地で行われた開幕3戦で、2回の表彰台を獲得するという夢の様なスタートを切ったパナソニック・トヨタ・レーシングは、ドライバーズ、コンストラクターズ両選手権で2位のポジションを携えてヨーロッパラウンドへと凱旋する。チームは、これまでの印象的な勢いを維持し、現在の25点という選手権ポイントをより増加させることを期待して、イモラで行われるサンマリノGPへと臨む。
 2戦連続での2位表彰台と、3戦全てでトップ3からのスタートという素晴らしいスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、選手権ポイント16点を携え、イタリア人である彼にとって今シーズン最初のホームレースに挑むこととなった。ヨーロッパにおける4月の気候は、バーレーンやマレーシアでの、まるで溶鉱炉のような猛暑とは大きく異なり、相対的なパフォーマンスを予想するのは難しい。しかし、慎重なヤルノ・トゥルーリは、強力なスタートを切ったシーズンを、着実に築き上げていくことを望んでいる。

ヤルノ・トゥルーリ : カー・ナンバー16
「2005年シーズンが始まる前には、選手権ポイント2位でヨーロッパに戻ってくることが出来るとは想像もしていなかった。この信じられない状況を実現してくれた、パナソニック・トヨタ・レーシングのスタッフ全員の絶えないハードワークに感謝したい。確かに現在、期待は非常に高くなっているが、我々は地に足をつけて着実に歩まねばならない。サンマリノGPは私にとってホームGPではあるが、イモラ・サーキットは特に好きなコースというわけではない。イモラ攻略の重要なファクターは、ブレーキング時の安定性とトラクションにあるが、前2戦に比較すると非常に気温が低く、トヨタが過去ここで縁石に苦しんでいたということも考慮する必要があるだろう。しかし、“TF105”は大きな進化を見せており、また、この週末へ向けて、空力のアップデートも行なわれ、より多くのポイント獲得を目指すことになる。きっと良い結果が得られるはずだ」


 ラルフ・シューマッハーは前戦バーレーンGPの決勝で素晴らしいパフォーマンスを見せ、価値ある4位フィニッシュを果たし、2度目のポイントを獲得、計9ポイントで選手権4位に付けている。そして、ラルフ・シューマッハーは、上向きの調子を維持することを決意して、サンマリノGPの行われる、彼にとって特別な思い出のあるサーキットへ向かう。

ラルフ・シューマッハー : カー・ナンバー17
「私はいつもイモラへ戻るのを楽しみにしている。私のF1初勝利は2001年のイモラであり、それ以来ここでは決勝レース、予選共に好成績を挙げてきた。これまでイモラはトヨタにとって得意なサーキットではなかったが、今年の好調を維持出来ると考えてもおかしくはない。イモラ・サーキットは、多くの長いストレートと低速コーナーを持ち、F1カレンダーの中でも最もテクニックを要求するコースの一つだ。それは、ブレーキへの負担が大きいことを意味するが、我々はバーレーンで強力なブレーキ能力を証明し、自信を持っている。ヤルノ・トゥルーリは2戦連続での表彰台獲得という素晴らしい仕事を成し遂げたが、私はマレーシアで5位、バーレーンで4位に入っており、順番通りに行けば次戦の表彰台は私のものになるはずだ。そしてそれは、まさに私の目標でもある」

 イモラでのパフォーマンスは、縁石をいかに攻略出来るかにかかっている。過去トヨタはここイモラで苦戦してきたが、シャシー部門テクニカルディレクターのマイク・ガスコインは、“TF105”が挑戦するに充分な能力を備えていると考えている。

マイク・ガスコイン : シャシー部門 テクニカルディレクター
「縁石の攻略はイモラにおける重要な要素である。そしてそれは、過去トヨタの弱点でもあったが、今年進化した“TF105”はハンドリングを大幅に改善しており、このレースウィークにこれまでの様な問題は起こらないと思っている。また、イモラは猛烈に暑かったマレーシアとバーレーンの過去2戦に比較して明らかに涼しくなる。この気温差に対応するために、我々は先週ポールリカールでの合同テストに参加し、同様な温度の下でミシュランタイヤがどう反応するかを立証し、レースウィークへ向けて最後のタイヤ選択を行った。全体的に見て、トヨタの快進撃を止める要素は見つからず、我々がより多くのポイント獲得を目指すのも当然といえる」




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