フェラーリのナンバー1ドライバーであるミハエル・シューマッハーは、最大で20点獲得可能な現時点でわずか2ポイントという惨たんたるシーズンスタートを切りながら、動じる様子をまったく見せていない。
　今シーズンは自身8度目のドライバーズタイトルを目指す彼。次のバーレーンではフェラーリの新車F2005の恩恵を授かれることになり、初投入にエキサイトしているという。
「何年もF1をやっていれば分かることだが、シーズンごとにアップダウンがあるもので、今シーズンはかつてないくらいに長い1年になると思う」
「つまり何が起きても不思議はない。僕らはたった今、状況が直ちに変わりうる状況にあるし、ハードワークが進展している状態なんだ。だから僕らは僕らがやるべき仕事に集中し続けていくだけだよ」
「先週はずっと自分たちの仕事に専念し、たくさんの重要なデータを集めることもできた。おかげで最も新しい、とても有意義な情報を手に入れ、これをじっくり分析できる」
「見きわめるべき最も大事なことは、もちろん今週末のレースに新車を間に合わせられるかどうかだった。言うまでもなく、僕は興奮しているし、このマシンのデビューをとても楽しみにしている」
「バーレーンには去年一度行っているので、僕ら全員、サーキットでの予想もつく」
「僕らにとっては楽なレースにならなさそうだが、とはいえ、もともと楽なレースなんてほとんどないわけだしね。こんなチャレンジができるなんて僕はハッピーだ」

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