F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

バーレーンGPプレビュー:マクラーレン

2005年3月28日

 マクラーレン・メルセデスのドライバー、キミ・ライコネンは、今週末のバーレーンGPでもっとポジティブなレースができることを期待している。マレーシアでは、タイヤのパンクのせいで、まともなリザルトを得る望みを絶たれてしまったからだ。
 結局、入賞に一歩及ばない9位でフィニッシュしたライコネンは、これまでにたったの1ポイントしか獲得しておらず、苦しいシーズンの幕開けとなっている。セパンでもメルボルンでも、十分表彰台を狙えていたのに、結果につなげることができなかった。
「マレーシアの結果は悪かったけれど、MP4−20の感触はよかったし、僕がファステストラップを記録したことで、速さがあったことは分かると思う」と、ライコネンは努めて明るい調子で語った。
「バーレーンでまたステアリングを握るのを楽しみにしているし、できればもっとポジティブなレースをしたいと願っているよ」
 しかしライコネンは、MP4−20がバーレーンでもまた試練の時を迎えることを承知している。暑さとブレーキの摩耗が問題になるからだ。
「バーレーン・サーキットはブレーキに厳しい。通常、最も厳しいとされるモントリオールと似たような摩耗だ」と、ライコネン。
「それは、ハードブレーキングするエリアがたくさんあって、その間にブレーキをクールダウンする暇があまりないからなんだ。去年の経験から、砂漠ではコンディションがとても急速に変わるということも分かった。たとえセッション中でもね。温度も、風速も変化し、急に雨が降ることさえあるんだ」
 今季からマクラーレンに加わったファン−パブロ・モントーヤは、バーレーンで大切なのはラインを外さないことだと考えている。バーレーンのコースは、砂のせいでとても滑りやすく、そのために体勢を立て直すのがとても難しいからだという。
 今季これまでに8ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権でルーベンス・バリチェロ、デイビッド・クルサード、ヤルノ・トゥルーリと並ぶ3位につけているモントーヤは、そういうコースであっても、自分は楽しめると付け加えた。
「去年、バーレーンでのレースは本当に楽しかった。チャレンジングなサーキットだが、そのせいでドライブするのが面白いんだ」と、モントーヤは語った。
「いくつか本当に速いコーナーがあって、それが特に面白い。ひとつ目は、素速い右左右の5、6、7コーナーだ。いいラップタイムを刻むには、ここを全開で行く必要がある。また、上り坂で、流れるような右まわりの12コーナーも全開だ。ここは本当にマシンを信頼する必要がある。たとえば、オー・ルージュなんかと同じようにね」
「レイアウトのおかげで、よりハードにプッシュする余地はあるんだけど、砂のせいでラインを外すととても滑りやすいし、立て直しが難しいんだ」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号