アロンソ、通算4回目のポール獲得!
2005年3月20日
F1マレーシアGPは日曜午前の予選2回目が行われ、前日トップのルノーのフェルナンド・アロンソが通算4度目のポールポジションを獲得した。2番手は僅差でトヨタのヤルノ・トゥルーリ。トヨタF1初のポールポジションは惜しくもならなかった。
ヨーロッパとの時差の関係で、マレーシアGPは予選開始時刻がレギュラー・スケジュールより1時間遅い11時から。決勝スタートも午後3時からと1時間遅い。そんな2回目予選の天候は晴れ。気温35度、路面温度45度、湿度45%というコンディションだ。風は0.6メーターと、昨日ほど強くない。
序盤は、1台走るごとにトップが入れ替わっていく淡々とした展開。しかし、8番手に登場したザウバーのフェリペ・マッサはその前に走ったルーベンス・バリチェロより0.3秒遅い。さらに続くミハエル・シューマッハーはバリチェロに遅れること0.131秒差。バリチェロのタイヤはソフト、ミハエル・シューマッハーはハードと言われているが、今回のフェラーリ勢はかなり苦しい。現に10番手アタックのデイビッド・クルサードはバリチェロのタイムをなんと1.8秒短縮してダントツのトップに浮上したのだ。
続く11番手アタッカー、クリスチャン・クリエンはトータルではクルサードを上回る。レッドブル勢はタンクが軽いのか、続くジェンソン・バトン、ニック・ハイドフェルド、ファン-パブロ・モントーヤはレッドブル勢を凌駕することができなかった。
レッドブルをようやく上回ってきたのは、15番手のマーク・ウエーバー。クリエンのタイムを一気に0.68秒も短縮してトップに浮上してみせた。
残すは5台。16番手に登場したトヨタのラルフ・シューマッハーは、力んだか1コーナーでタイヤロック。エイペックスにも付けず、ウエーバーの後塵を拝することに。17番手アタッカーのキミ・ライコネンも5番手と沈んだ。残すは3台。
18番手アタックのジャンカルロ・フィジケラはスムーズな走りでウエーバーを0.456秒差に下し、さらに続くトゥルーリはそのフィジケラのタイムをさらに0.5秒も短縮、トップに浮上してみせた。これで2戦連続のフロントロウスタートは確実だ。
そしてラストアタッカー、フェルナンド・アロンソが登場。トゥルーリとのタイム差をコントロールし、トヨタ初ポールポジションの夢を砕いた。アロンソのポールポジションは通算4回目。マレーシアでは初ポールとなった2003年以来、通算2回目だ。
昨日から較べて順番手を落としたのはマクラーレン(ライコネン4番手→6番手、モントーヤ7番手→11番手)。逆に上げたのはウエーバー(6番手→4番手)、レッドブル(クリエン10番手→7番手、クルサード11番手→8番手)。フェラーリはバリチェロ12番手、ミハエル・シューマッハー13番手からのスタートとなる。終了時の気温は37度、路面温度は51度。湿度は36%と例年より低く、降雨の可能性はきわめて低い。
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)