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[Honda]シーズン開幕戦の初日フリー走行で、バトン8番手、佐藤は18番手

2005年3月4日

2005年開幕戦オーストラリアGPの初日午後のフリー走行で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが8番手、佐藤琢磨は18番手だった。

 南半球の夏から秋への、季節の変わり目の時期に開催される開幕戦。例年なら日中30℃を超えることも珍しくないが、開幕戦の初日は雲の多い、比較的涼しいコンディションの中で始まった。開催地のアルバートパークは、普段はレースが開催されることがないため、特に初日は路面のグリップが非常に低い。それに加えて今年はレギュレーションが変更になり、1基のエンジンで2レースを走らなければならないこともあり、午前中の最初のフリー走行セッションは、第3ドライバー以外は極力周回数を抑える展開となった。1回目フリー走行は、レッドブルの第3ドライバー、V・リウッツィがトップタイム。ジェンソン・バトンは10周をこなし9番手。佐藤琢磨は9周を走行し、16番手タイムだった。

 午後になって日差しは若干強くなったものの、気温は21℃、路面温度も28℃までしか上がらない。とはいえウインターテストが行なわれた冬のヨーロッパよりはずっと暑いコンディション。その中でのタイヤの磨耗状況などを確認すべく、各マシンは比較的多く燃料を積んでのロングランを集中的に行なった。B・A・R Hondaの2台は、タイヤ選択と空力パーツの選択に必要なデータ収集に集中した走行を行い、両ドライバーが様々なセットアップで周回を重ねた。

 路面のコンディションも良くなり、各チームによる本格的な走り込みが始まるとスピンが多発。リウッツィがグラベルにはまって止まってしまった他、R・シューマッハ(トヨタ)、G・フィジケラ(ルノー)などがスピン。たびたびイエローフラッグが出される展開となった。午後のセッションでは、バトンは26周をこなして8番手タイム。佐藤は20周を走って、18番手タイムだった。トップはマクラーレンの第3ドライバー、P・デラロサだった。


■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行9番手 1分28秒632
2回目フリー走行8番手 1分26秒611
「またサーキットに戻ってこれて、とても嬉しいよ。僕らと他のチームのどちらが速いかを見極めることは、まだ難しいね。でも、今日のセッションは予定通りできたし、全てがスムーズに運んだと思う。明日やらなければいけないことは解っているので、今日の結果には開幕戦のスタートとしては満足しているよ」

■佐藤琢磨
1回目フリー走行16番手 1分31秒364
2回目フリー走行18番手 1分27秒891
「今日は難しい初日でした。なかなか良いグリップを得ることができませんでしたし、最初のセッションでは、ブレーキにちょっとした問題が発生しました。マシンのバランスについては2回目のセッションで決めることができたので、とても良かったです。このまま明日もセットアップを詰めて行けると思いますが、まだやるべきことはたくさんありますね」

■ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「新しいタイヤレギュレーションの下、最初のセッションを迎えるのは興味深いものがあった。ソフトとハードそれぞれ1種類のタイヤのみ今日は使用できるため、ソフトとハードのどちらが適切なのかを見極めることが、今日の重要な仕事となった。予想通り、どのチームも昨年と比べ少ない周回数だったこともあり、そのため路面コンディションが安定するまでに随分時間がかかった。今日は全体的に予定通り作業を進めることができ、明日のタイヤ選択に必要なデータは収集できた。マシンのパフォーマンスには満足しているが、明日の朝のセッションでは、さらにセットアップを続けて行く」

■中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「開幕戦の初日にしては、こんなものだと思います。エンジンに関しても順調でした。再びこのメルボルンで開幕戦を迎えることができ、嬉しいですね」




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