レッドブル・レーシング代表のクリスチャン・ホーナーは、チームが今年、F1に“新しい精神”をもたらすことになればいいと期待している。
　オーストラリアでのデビューを前に、ホーナーは、チームが2005年の選手権を戦う準備は十分できている、と語った。
「今回はもちろん、この日曜にF1に参戦することになるレッドブル・レーシングにとって、重要なイベントだ。与えられた時間の中で可能な限り準備を重ねてきたし、チームの努力とコミットメントを嬉しく思っている」
「人々がレッドブル・レーシングを、F1に新しい精神と新しいアイデアをもたらすチームだと見なしてくれればいいと思う」
　レッドブルのレースドライバーであるデイビッド・クルサードとクリスチャン・クリエンは、新たに改良されたコスワースエンジンにも後押しされることになる。チームによれば、このエンジンは2004年型と比較して、1分あたり300回転の増加になるという。
「これは、レッドブルにとって、エキサイティングな冒険の始まりだ」と、チームリーダーのクルサードは述べた。「期待が持てる冬のテストプログラムの後で、僕はデビューするのが楽しみだ。これからのシーズンについては楽観しているよ」
　一方クリエンは、チームが、2004年のF3000チャンピオン、ビタントニオ・リウッツィよりも自分を選んだのが正しかったことを証明するために走ろうとしている。リウッツィは、チームのサードドライバーとして、金曜のプラクティスで走行する。
「僕は2004年の間にたくさんのことを学んだし、今週末のレースが本当に楽しみだ。チームで働くのは楽しいし、この機会をくれたレッドブルに感謝しているよ」と、クリエンは語った。

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