ジョーダンの新人、ティアゴ・モンテイロは、今F1にいることができて、夢がかなった、と語った。
　モンテイロは、2004年のミナルディの公式テストドライバーとなることが決まって、昨年のメルボルンのレースにも来ていた。モンテイロは、今やりたいことは、トヨタエンジンを積むEJ15でコースに出て、自分に何ができるのか見せることだ、と語った。
「僕は去年ここに来ていて、もちろん、オフィシャルなドライバーとしてここに来ることを夢見ていたけれど、まさかそうなるとは思っていなかった。だから、今、その夢に見た立場でここに戻ってこられて、ピットレーンのガレージの上に自分の名前が書かれているなんて、素晴らしいことだ」と、彼は語った。
「大きな違いだよ。これまでのところ、すべてが素晴らしいね。僕らは、面白いPR活動をして、いろんな人たちに会い、コースを見て回った。コースは面白そうで、汚れていてバンピーだけど、それに対処しなくちゃならないだろうね。マシンに乗るのが待ちきれないよ」
「僕は月曜からここに来ていて、街で過ごすのを楽しんではいるけれど、マシンをドライブするのが待ちきれない気持ちだ。そのために僕はここにいるんだけど、ステアリングを握る時がなかなか来ないね！」
　チームメイトのナレイン・カーティケヤンも、この週末にデビューを果たすことになっており、モンテイロと同様、この機会に興奮している。
「オーストラリアに来るのは、今回が全く初めてなんだ」と、カーティケヤン。
「今のところ、サーキットはかなり汚れているようだけど、覚えるのはそれほど難しくはなさそうだし、大丈夫だろう。楽しみだよ。ルーキーとしては、急速に覚えていく必要があるけれど、チャレンジする心の準備はできているし、最善を尽くすつもりだ」

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