フェラーリのチームリーダーであるミハエル・シューマッハーは、F2004Mでシーズンをスタートさせるのは“妥協案”であると認めながらも、長い目で見れば自分たちの決定が功を奏す、と考えているようだ。
　シューマッハーは、F2005の新車発表会で次のように語った。「当然だけど、すぐにでもニューマシンに乗りたかった」
「おそらく、（04年改良型マシンでの出走により、オーストラリアGP、またシーズン序盤で）優勝するチャンスはわずかに減ってしまうだろう。でも、全19戦で、長いシーズンになる。僕らは妥協案に決めたけれど、多くのチームが僕らの妥協案を取りたがると思うよ！」
「僕らは準備万端だ」
　また、F1界で最年長ドライバーとなったシューマッハーはまたもや、どのようにして彼自身のモチベーションを高めているのか、という質問を受けた。彼はすでに80勝を挙げ、7度の世界タイトルを手にしている。
「自分を年寄りだとは感じない」と、現世界チャンピオン。
「まだレースを楽しんでいるし、ごく自然で面白いと感じる。トップを目指そうとするのは当然のことだよ」

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